ガラパゴス・サイト便り |
【アジアの片隅で】
時は流れて風は吹く。
歴史から学ぶ、その意味を思う今日この頃です。
2004年頃、民間資格でもとろうかとプロジェクト管理の資格取得短期集中5日間詰め込み勉強した時、その本のリスク管理の単元で、プロジェクトのリスクの洗い出しの事例として「こんなの発生確率低いよね」と思った発生確率が低い3つ掲載されておりました。
大規模自然災害
でも2011年3月11日に「大地震など自然災害」を経験しました。
毎年、今もどこかで発生しています。
疫病 : 1918年(大正7年)から1920年にかけて、当時の新型インフルエンザ・ウィルスである「スペイン風邪」
2020年から2022年にかけて、コロナ・ウイルス、「疫病」を経験しました。
戦禍
当時、どれも発生しない現実的ではない事例だと思いましたが、この四半世紀の間に殆どが発生してしまいました。
残すリスクは「戦争・紛争」。
有事に備え、平時の今、法整備という話を何度も耳にします。
しかし「憲法改正」だけ示されるならば、私は反対です。
その時は「まずは憲法改正」だけではなく、戦禍の状況に合わせこうするという法律まで、徴兵制・兵役などの法律まで具体的に検討して欲しいものです。
テレビやネットを観ると勇ましいことをおっしゃられる方もいらっしゃいますが、自ら銃を手にして戦うその勇気や覚悟があるのかな・・・
「このような法律を制定するため、このように憲法改正」と提示頂かないと実感がわかないと思いますがいかがでしょうか。
万が一の時のことを考えると兵役、徴兵制位は含めて、例えば「有事に備え1946年生まれ以降の年金受給者は皆、立場や役割、心身の状態は関係無く歳の順に。。。」とか議論しないとなし崩しでいきそうな予感がします。
戦争という有事に備え憲法改正を議論するならば徴兵制まで踏み込み「自ら銃を持って最前線にいる」姿を思い浮かべながら考えないと空気で物事が決まっていきそうで怖いです。
緊急事態に備えるように法を改正・整備するべきに一票を投じる行為は簡単だけどボクにはその一票を投じる勇気は無いし、ボクはその義務を果たせるだけの強い精神力もありません。
映画「愛と青春の旅だち」のような訓練にボクは耐えられるのかな。
そしてドラマ「どてらい男」みたいに古参兵から鉄拳で指導を受けるのかな。
毎日、映画でも観ているようなテレビの中のニュース映像の兵隊さんになる日もくるのかな。
嫌だなぁ。
インパールに向かったまま帰ってこないと聞かされているおじいちゃんみたいに今も昔も私には兵隊さんになる勇気も覚悟もありません。
ごめんね、おじいちゃん。
ローリング老後 老後真っ只中
サラリーマンとしては定年退職し、今は、老後真っ只中しています。
朝、起きてから夜、寝るまでの間。
音楽を聴きながら、映像を観ながら、PCを操作する毎日。
あれ、それって定年を迎える前の生活と同じ?
老後の楽しみを老前から出来ていたのは良かったのかも。
ただ狭いながらも楽園にこもり続けていると、流石に気が滅入る時がありますが。
NHK 連続テレビ小説
前々作の「虎に翼」は史実のダイジェストの連続のような展開、「えっ、ここをこれだけ!?」の連続でモヤモヤ感だらけでした。
あの内容ならば半年と言わず1年間を通して描いて欲しいと思ったものおです。
前作の「おむすび」は平成の頃を描いた書き下ろし。
2020年2月頃から2022年にかけてのコロナの頃も描いていました。
ドラマを観ながらコロナの頃を思い出したものです。
その頃の横浜や東京の空気は
「医療従事者の方々が頑張っているのに。」
「皆が我慢しているのに。」
だったように思います。
マスク自警団、お散歩・お出かけ自警団に遭遇しました。
お日様がさす夏の昼下がり、街をお散歩していると「マスクもしないで歩くなんて!」
飲み会自警団にも遭遇しました。
「きっと戦争が始まったら1940年頃の空気にあっという間になってしまうのだろうな。」 と思ったものです
楽器を捨てて竹やりを持て、銃を持て。
今、放送中の「あんぱん」が描いている時代。
ドラマを観ながらこのような時代、このような空気にしてはいけないと思いながらも、始まってしまえばあっという間にあのような空気になってしまうと思う今日この頃です。
敗戦後の昭和に生まれた私が、この令和の時代まで戦争に巻き込まれずに生きてこられたのは、昭和一桁生まれ以前の方々のお陰だと思います。
ところで私はその恩恵を次の世代に繋げられているのでしょうか。
と、思ってしまう今日この頃です。
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