《日程》(当初の予定)
| ![]() | ![]() |
||||||||||||||
出発日の16日、台風18号が日本上陸。起きてすぐにパソコンを立ち上げ飛行機の状況をチェック。1時間30分遅れの18時30分に変更されている。カルガリーでの乗継時間が1時間15分しかないことが、今回の旅行でのお悩み度の上位であったが、こうなるとジタバタしても始まらない。「なるようになるだろ」である。 チェックインして搭乗口で待っていると、19時15分に時間変更。係員もあわてているようだ。乗継の事を質問してもけんもほろろである。名前を呼ばれるたのでなんだろうと思うと、カルガリーからのボーディングパスを手渡された。でも当初予定通りの時間のものである。 やっと機内に案内されると間もなく機内放送が。管制官の指示で1時間待機との事。タダでさえ飛行機に乗っている時間が長いのにこれは耐えられない。 約10時間掛けてカルガリーに到着。それにしても機内はフリースを着込んでいても寒かった。直前のwebでの座席変更で一番後ろの席を指定していたので、後ろの人へのストレスが無くなり、何とか長期時間の飛行に耐えることが出来た。 入国後、一度荷物を受け取ったあとに乗継カウンターへいくと日本人スタッフが待機していて、ここで再度荷物を預けると共に、新しい時間のボーディングパスを受取る。見ると17時30分となっていた。2時間近くある。同じく当初のフライトに間に合わなかった人が、25人ほどいたので臨時便が出るようだ。乗継場所も丁寧に教えていただいたのでゆったりと乗り継ぐことが出来た。 | ![]() | ![]() |
||||||||||||||
搭乗検査にはかなり手こずってしまった。何回探知機を通過してもなってしまう。最終的にはdon't moveと言われながら筒のような探知機内に入るも、左ひざの辺りにマーキングが付いていた。なんだか未だに判らない。係員にボディタッチされてやっと放免。当初の乗り継ぎ時間の1時間15分では間に合わなかったかもしれない。 17時30分のイエローナイフ行きのプロペラ機に乗込む。ここまで来るとひと安心。機内で出されたプレッツェルはかなりしょっぱい。乗客はほぼ日本人と思われる。 | ![]() | ![]() |
||||||||||||||
約3時間ほどでイエローナイフに到着。あたりはすでに暗くなっていた。白熊が待ち受けている荷物受取所では、現地ツアー会社のオーロラビレッジの人が待ち構えていた。ここから直接オーロラを見に行くというので、今すぐ着替えてくれと言っている。到着時間が遅れたので仕方がない。トイレでタイツを履き、服を着込んでしばらく待っていると、乗合バスに案内され、そのまま見学場所に向かう。 空港を出発して1時間程闇夜を走ったであろうか。駐車場に到着。やっと時間的に当初スケジュールに追いついた感じである。そこから両わきの僅かな光とガイドさんを頼りに未舗装の砂利道を歩く。しばらくして、会場の中心となる湖に到着する。湖の周辺にはいくつもの光の三角錐が建っていて幻想的である。光の三角錐は、カナダ北部の先住民の移動居住としていたテントで、ティーピーと呼ばれる。 | ![]() | ![]() |
||||||||||||||
どのティーピーを利用するのかは指定される。中ではコーヒーやホットチョコが用意されている。日替わりスープと先住民の食べ物であるバノックは1人1セットである。バノックはモソモソシットリという感じ。マーガリンとメープルシロップを混ぜ合わせたクリームを付けると絶品である。スープもすこぶるうまい。ちなみにここで働いているシェフは、著名人であるとの事。 ティーピーを出たり入ったり、周辺を歩き回っているうちに時間が過ぎていった。戻る時間の2時までのあいだは残念ながらオーロラは出なかった。空はうっすらと雲がかかっている。C$25で1時間30分延長できるのであるが、この日は到着初日で少々疲れていて、まだホテルにも立ち寄っていないので延長はしなかった。次の日にオーロラが出たかどうか聞いてみたが、結局延長時間に入っても出なかったようである。 | ![]() | ![]() |