最西端の地を訪ねて 4日目


2月13日

 今日は雨はあがっていたが、いつ降り出してもおかしくない状況。今日予約していたホエールウォッチングは、昨日中止の連絡を受けた。海底遺跡といい貴重な体験ができなかった事は大変残念である。ということで足を延ばして美ら海水族館に行く事にした。許田の道の駅でサーターアンダーギーをパクつきながらクルージング。

 瀬底大橋を渡り細い道を抜け瀬底ビーチに出る。灰色の空とダークブルーの海のコントラストがどこか重苦しい。再び瀬底大橋を渡り美ら海水族館へと向かう。
瀬底大橋
瀬底大橋
瀬底ビーチ
瀬底ビーチ
 美ら海水族館に到着すると、駐車場のいくつかが既に満車であった。平日であるが混んでいる様だ。美ら海水族館は二回目であるが、ジンベイザメがいる黒潮の海は何度みても感動ものである。ベンチが備え付けられているが、一度座ると長い時間立ち上がろうとしない。美ら海水族館
美ら海水族館
黒潮の海
黒潮の海
 黒潮の海の先にあるサメのコーナーも人気である。大きな水槽にはいくつかの種類のサメが悠々と泳いでいる。大きなサメの歯型の前には、記念写真を撮る人たちの列ができていた。エスカレーターで海の方面に下りる。マナティー館にはマナティーがのんびりと水槽の中を泳いでいる。そのゆったりとした姿と泳ぎに癒されてしまう。よく似ているマナティーとジュゴンの違いは、生息地・尾びれの形・餌などだが、はっきり言って見ただけではわかりませぬ。サメの歯形は人気撮影スポット
サメの歯型
近寄ってくるマナティー
マナティー
 水族館をひと通り見たあとは、水族館近くのフクギ並木が有名な備瀬地区に向かった。フクギは防風林の役割をしているという。なかには樹齢300年といわれているものもあるといわれている。台風が多い沖縄ならではの風景。200戸以上の集落はフクギで囲まれており、この空間だけがゆったりとした時間が流れているようだ。

 ここを出て少し遅いランチを摂ることにする。おなじみのANAのクーポンが使える食事処を探す。すると見つけました。焼肉「もとぶ牧場」。ランチにのみ使用可能とのことでランチを注文。丁度ランチのハンバーグ定食がラストであったのでラッキーであった。
備瀬地区のフクギ並木
備瀬地区のフクギ並木
焼肉「もとぶ牧場」のランチ
焼肉「もとぶ牧場」のランチ
 高速を使って首里城に向かって南下する。この時期改装中であったことは事前に知っていた。前に来た事もあり、今回は守礼門のみを見て首里城には入城しなかった。近くの「金城町石畳通り」を見学する事にする。

 石畳通りは、人が通れるほどの幅の、ほぼ全域石畳の坂道である。行きは下り坂であったが、当然帰りは上り坂となる。旅行も後半であるので疲れた身体に鞭打っていたが、折角ここまで来たので、坂の下まで降りることにした。この坂道だけひとつの街のようであり、独特の雰囲気を醸し出している。途中喫茶店や、撮影で使われた家などがあり、ゆっくりと探索すれば疲れも感じない・・・かも。
守礼門
守礼門
金城町石畳通り
金城町石畳通り
 まぁ、こうして最西端の与那国島を訪れたわけであるが、もう少し時間が欲しかったところ。与那国では何もしないことが贅沢であると感じた。また機会があれば是非リピートしたいと思っている。

 那覇空港で夕食を摂り、21時発の飛行機で羽田の戻りました。沖縄から帰ってくると何故か沖縄料理が無性に食べたくなり、鶴見にある沖縄街に行く事が恒例化しつつある。
那覇空港内の食堂「志貴」
食堂「志貴」
ナーベラーチャンプルー
ナーベラーチャンプルー



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