今日もいい天気だ。当初の予定では昨日行くはずだった古宇利島に向かった。古宇利島に行くまでに、奥武島と屋我地島を経由する。古宇利島に掛かる古宇利大橋は'05年に開通したという。この時点で、無料で通行できる橋としては日本一長いそうだ。まっすぐに伸びる橋にブルーの海。まさに絵になる風景だ。ふもとの駐車場に車を停めて何枚か写真を撮る。島は一周できるようなので、ゆっくりと車を走らせる。売店はまだ準備中であったので、島うにを食べる事が出来ず残念。 続いて一時は宿泊候補でもあった伊計島へと向かう。途中あらかじめ調べておいた遊美健康ランドへ立ち寄る。沖縄には温泉が少ないのであるが、近年健康ランドが増えてきているという。先があるので早々に立ち去ろうとしたら、フロントに人から「もう終わり?」と声を掛けられてしまった。 伊計島へは海中道路を通って平安座島と宮城島を経由する。海中道路はその名の通り、橋ではなく道路である。途中には道の駅ならぬ海の駅がある。4.7kmの道路は爽快感であるが、個人的には目線が高い古宇利大橋のほうが感激度が高かった。 | ![]() | ![]() |
そろそろ昼食時なので、泡瀬漁港内にあるパヤオ直売店に立ち寄る。新鮮な刺身でも食べようと思っていたが、メニューを見るとそこにはうに丼(県内産)の文字が。これは是非食さなければ。カウンターで注文して番号札を受け取り、暫らくすると番号を呼ばれたので受け取り、空いているテーブルに腰掛けた。周りの客は近所の人達風の人でいっぱいだ。味はムラサキうにに近く、それよりも若干濃厚だ。もう少し量が多ければよかったかなと思ったが、800円では文句は言えまい。うにの上にパラパラと載せられていた海ぶどうが絶品。海ぶどうは初めてだったが、プチプチ感が数の子よりもやさしく口の中に広がりたまらない。もう少し食べたいくらいだった。 続いて10分ほど走ったところにある沖縄健康ランドに立ち寄る。ここでも帰りしなにフロントで、えっ!?もう?みたいなリアクションをとられた。 時間があったのと、台風が近づいていたので、当初の予定では3日目に組み込んであった首里城へと向かうことにした。首里城正殿には入場券が必要だ。平成4年に再現されたとある。最近だった事に意外。建築時期不明など謎の部分が多いのだが、説明を読んでいると歴史の重みを感じてしまう。 | ![]() | ![]() |
まだ時間に余裕がありそうなのでおきなわワールドに向かう事にした。ゲートに入場すると、ほど近いところに玉泉洞という鍾乳洞の入口がある。そこで係員から「お一人ですか?まず写真をお取りします。気にいったら出口で購入できます。」と矢継ぎ早に言われて、沖縄衣装を着たおねいちゃんに両脇を固められてしまった。観光地に良くある写真屋で、このようなものには必ず断っていたのだが、今回は疲れと暑さで、断る事が出来なかった。鍾乳洞を抜けると、園内の一番奥に出た。そこから駐車場に戻りながら他の施設を見学するという、うまく考えられたレイアウトだ、なんてその場では感心したが、誰でも思いつきますよね。ハブ酒の製造工程を見ていると遠くで音楽が聞こえてくる。ちなみにハブ酒のハブは、なぜみんんあ口を開いているのだろう。広場でエイサーの演技が始まっているようだ。良いタイミングで効率よく施設を見学できる。迫真の演技がこちらに伝わってきて良かった。でも最後のみんなで前に出て踊りましょうかコーナーは、一人ではさすがにちょっと・・・。別料金のハブ館は見なかったが、結構満足した。おそるべしおきなわワールド。 時間も16時半になったので今夜の宿である「ウェルサンピア沖縄」に向かった。部屋に入ってみてビックリ。和室に板の間があり、窓からは海が広がっている。手ごろな料金だったので感動した。夜になると夜景も綺麗だ。ここの施設には「さしきの」という立ち寄り湯がある事もポイントが高い。 昨日から時間があれば必ずやっている事があった。台風のチェックだ。帰宅日の13日は直撃しそうな模様。ANAに電話して振り替え可能か聞いてみる。12日と13日は振り替え受付中との事。これは振り替えた方がいいな、と直感するも、時間までは決めていなかったのでもう一度検討後に電話する事にした。前倒しで12日か、遅らせて14日か。13日は金曜日で月曜の16日は祭日なので3日間は余裕がある。しかし12日のほうがリスクが低そうだ。12日は夜から天候が怪しいので、14時50分発の飛行機に振り替えてもらった。ANAと直接交渉が出来たので、今回は特典航空券でよかったよ。 | ![]() | ![]() |