7時50分の岡山行きの飛行機に乗り、レンタカーを借りて10時には後楽園に到着。先月に兼六園に行ってきたので、日本三大庭園のうち2箇所を1ヶ月以内で訪れた。自分でも贅沢な気分。限られたスペースに詰め込まれた箱庭のような兼六園に比べ、後楽園は広々とした広大な敷地で開放感いっぱい。訪れた時に丁度披露宴?結婚式を行っていた。 続いて向かったのは倉敷。倉敷はいくつかの地域に分かれており、有名なところは「美観地区」で、風情溢れる建物が立ち並んでいる。この地区の中心を流れている倉敷川周辺がもっとも風情があり、どこかで見たことがある風景である。川に覆いかぶさっている柳が、この町並みにピッタリはまって、一枚の写真のようだ。しかし残念な事に、雨が降り出してきて、ゆっくり散策が出来なかったことは残念である。 | ![]() | ![]() |
いよいよ瀬戸大橋を渡って四国に向かう。倉敷近くのスーパー銭湯「蔵の湯」に立ち寄り、瀬戸大橋を渡る。瀬戸大橋は出来た頃からいつかは渡ってみたい橋だった。しかし、雨の為に橋からの景観はゼロに等しかった。又来なくては・・・。 香川県に上陸し最初に向かったところは、'06年9月に公開された映画「UDON」のロケ地。レンタカーのナビにセットし、目的地の近くまでは行けるのだが、一方通行の道路や、田んぼ道に阻まれて、肝心の目的地にはなかなか到着できない。 | ![]() | ![]() |
やっとの思いで到着すると、かなりの人で賑わっていた。駐車場からセットに向かう途中には、出演者のサイン入りボードや、お土産やが並んでいた。映画で見た映像を、実際この目で見ることが出来るのは、なかなか感慨深いものがある。舞台となった主人公の実家の建物は、映画のために作られて、中は立ち入り禁止となっていた。その脇で、ブルーシートの屋根が、周りの風景から浮かんでいるが、ここでうどんを食べる事が出来る。今回のツアーの最初の讃岐うどんを食す。何件か回るつもりなので、チクワ天を勧められて激しく迷ったが、シンプルなかけにした。う〜ん、微妙・・・。 | ![]() | ![]() |
「丸亀ぽかぽか温泉」、次いで「きらら」でひとっプロ浴びた後に向かったのは、何度もマスコミに取り上げられて有名な、「池上」といううどん屋。ここは是非訪れて見たかったうどん屋であるが、営業時間が短時間であるうえに、有名店であるために行列覚悟であった。だからこの店は、当日時間が合えば立ち寄ろうと考えていた。うまい具合に営業時間に行くことが出来そうなので思い切って行ってみた。 店は裏手にあるので見つけるのに少々苦労した。一見何かの作業場のような店構えの前には、多少列が出来ていて、待ち時間は5分程度といったところか。超有名なおばあちゃんに、注文の品を前申告をしてお金を支払う。熱いうどんと卵を注文する。有名人を目の前にして、多少緊張してしまった。椅子は数席しかなく、ほとんどの人は立ち食いである。ここは全てセルフであり、うどんを受け取ると自分で卵を割って入れ、素早く掻き混ぜると、熱いうどんと絡み合って、卵の一部が固まる。所謂釜玉状態。薬味とダシを好みで入れる。絶妙なコシがあり、個人的にはジャストミートである。店には河原や近くのスーパーの駐車場には停めないで欲しい、という張り紙があった。ブログやホームページに書き込む際には、是非このことを書き入れて欲しいとあった。ここまで有名になると色々な評判があるが、このような店は潰れてはいけないと思う。 | ![]() | ![]() |
次に向かった「おか泉」は、店舗型のうどん屋である。店の裏手にある駐車場に車を止め、店の中に入ると、大テーブルに案内された。横にはおでんがありセルフとなっている。ここののおでんは評判であるが、うどんでお腹いっぱいになりそうなので、今回は横目で見るだけにした。評判の冷天おろしを注文した。エビが2本そそり立っている。レモンをかけ一口食べる。コシがあってうどんの存在感がすごい。天ぷらもサクサクのアツアツだ。評判どおりのお味で大満足。よくメニューの写真と随分違う物が出てきて、えっ?!と思ったことが何度もあるが、ここのものはまさに、メニュー写真通り。感動した。でもこれが本来の姿なんだろうけど。かなり満腹。店を出る時には行列が出来ていた。近所にもこのような店があれば、全メニュー制覇を成し遂げるんだが。 | ![]() | ![]() |
店を出て今夜の宿である「坂出プラザホテル」に向かう。シングルで予約してしたが、用意されていたのはツイン。ビジネスホテルだが大浴場もあり、料金で選んだ宿だったが満足。しかし折角大浴場からは瀬戸大橋が見えるので、朝方の明るい時間の入浴が出来れば最高だった。 | ![]() | ![]() |