湯の里

建屋外観
入口
 明礬温泉の観光バスの立ち寄り場所となっているお土産センター(これも湯の里が経営していると思われる)の脇道を登っていくと、標高350mに目的の日帰り温泉施設が建っている。お湯の色は乳白色で、岩造りの露天風呂からは大分自動車が見え、その向こうには別府湾が望める。内湯もあるがここは露天が魅力です。広めの風呂と高台に位置していることで、ほかの温泉エリアに比べ開放感がある。時間が許せばじっくり入っていたい温泉でした。  
露天風呂
露天風呂
内湯
内湯



別府温泉保養ランド

建屋外観
建物
 ここは別府の立ち寄り湯として有名な所で、時折芸能人も来場するらしい。また、だいたいのガイドブックには掲載されていると思う。それほどまでに有名な泥湯には、是非一度は入ってみなければと思っていました。「身体が浮いているよう」「身体が下から押し上げられる感触は何とも言えない」などと魅力ある言葉が並んでいたことも、行く前から気持ちを高ぶらせた。
 少々年月が経っている鉄筋の建物は、学校のような外観である。入口カウンターにて料金を支払って入場券をもらう。浴場へは長い渡り廊下を歩いていくのだが、通路には人工芝が貼っており、これが不健康な足裏には刺激が強く、こすれてトゲが擦れているところを選んで歩いてみたり、急ぎ足になったりで早くこの人工芝の通路から立ち去りたかった。しばらくすると休憩室となっている大広間にでる。広間の奥が浴場入口になっており、入場するときにもらった券をおじさんに渡す。脱衣所の横はすぐ風呂場になっており、「コロイド湯」が広がる。「コロイド湯」は古い皮質を溶かすそうで、荒れ気味の肌に効果を期待してしまう。外へ出ると滝の湯といわれる打たせ湯がある。反対側の扉の向こうには泥湯があり、浴槽の中から立ち上がってる棒に掴まりながら早速入ってみる。なんかヌルヌル?ヌメヌメ?という感じで、特に足裏には直にその感触が伝わってくる。そう、うんちを踏んだような・・・。子供の頃のいや〜な記憶が脳裏を一瞬横切った。シャワーで泥を洗い落とし露天へ出る。広い露天には、いくつかの泥湯の浴槽が配置されており、それぞれ温度が違うようだ。その内の1つに閉鎖的な空間があり、そこが女湯となっている。これは最近には珍しい男に優遇された風呂だなと思いました。出る時は当然泥を洗い流すのだが、それでも硫黄の匂いが身体に染み込んでしまったようだ。  



岡本屋山の湯

建物を駐車場から見上げたところ
建物
 岡本屋という老舗旅館の日帰り施設。長屋のような建物に内湯が1つだけ。お湯が少し青みがかっていて、温度も少々高めだが、次第にジワーと身体が温まり慣れてくる。ベランダがあり、そこには長椅子があるので、火照った身体を涼むことが出来る。そこからは、明礬地区固有の景色である、高速のアーチ橋とその向こうに別府湾を望むことが出来る。  
内湯といってもこれだけだけど
内湯



えびすや温泉

入口
入口
 旅館に併設されている施設で、日帰りで利用させていただいた。入口で料金を払い階段を降りると、いくつかの部屋があり、そこが家族風呂などになっているようです。その部屋を横目で見ながら廊下を通り抜けて露天へと向かった。軒下に棚が置かれていて、そこが脱衣所になっているようだ。浴槽が2つに区切られており、「あつめ」と「ぬるめ」という表示がある。最初に「あつめ」に入ったためか、「ぬるめ」の温泉の温度はさほど熱く感じなかったが、実際は結構な温度であったと思う。温泉の色は白く濁っており、硫黄の匂いがプンと香った。明礬でも温泉の色や香りは場所によってそれぞれ異なるが、共通することは、温度は熱いのであるが、ピリピリ熱いのではなく、次第に肌に馴染んでくるように、柔らかくまとわりついてくる。
 そのほかにも砂風呂や箱湯があったがこの日は未体験である。砂風呂は従業員がいないので、セルフなのかもしれない。砂風呂は興味があったが、セルフであれば1人ではどうしようもないし、従業員に聞きに行くまでもないかな、なんて思うと共に、そんな気力もなかった。  
露天風呂の一部
露天風呂