いちのいで会館

露天風呂
露天風呂「景観の湯」
 ここも持参した地図を頼りにしていたのだが迷ってしまった。2階建ての1階は仕出し弁当屋さんのようで、ここで入浴料金内に含まれているセットの食事を作っている。手前の階段を上がると長机が並べられた大広間がある。そこでセットの食事の説明を受けると、風呂の場所を教えてくれた。裏口のような所から外へ出て、少し坂を上がると、今日の男湯「景観の湯」に到着。小屋の中が脱衣所となっており、そこで着替えて風呂へ向かう。風呂は露天のみである。手前に2つ並んだ浴槽には、きれいなコバルトブルーの少し熱めのお湯が満たされていたが、後ろの広い浴槽にはお湯が張っていなかった。そういえば大広間に加水していない100%の温泉であるという張り紙がありました。ここからは別府の町並みを見下ろすことが出来て開放感満点である。大広間には夏の期間は夜間営業もしているとのことで、夜のここからの景観は素晴らしいものであると容易に想像できる。
 入浴を終え大広間に戻り食事を待つ。入浴前にすぐ出るからといってあったので、じき出てくるものと思い横になったり扇風機に当たったりして、セルフのお茶をすすりつつ暫し待つ。しかしいくら待てども出てくる気配がない。しびれを切らして階段を降り1階にいる従業員に声をかける。しばらくすると出てきました。ここのシステムを熟知していたらヤキモキしなくて済んだんでしょうね。しかし大広間で1人で食べる食事はさみしいものですね。
 余談ですがここの駐車場は建て屋の脇を通り抜け奥にある。しかし入口に客待ちのタクシーが駐車場への道を塞ぐように停まっており、奥に通り抜けることが出来なかった。知らない土地での無用なトラブルを避けようとする自己防衛本能が働き、へたれな自分は一声かけることが出来なかった。逆切れされても怖いし。しかしこの場合は一旦車を動かし道を空けるだろう、少なくとも自分はそうする。運転手は車に乗っているのだから。今回のツアーで何ヶ所も浴場をまわって、いろんな人達と話をしたが、別府の人はいい人ばかりだという印象を受けたが、このタクシーの運ちゃんにはガッカリだった。まぁ、その場で言わないでここで愚痴っている自分も情けないが・・・。  
食事
セットの食事