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鍋山の湯からの帰り道、当然えぐられた道を通らねばならなかったのだが、下りということもあって、一気にやり過ごすことが出来た。来た道を引き返し、途中の分岐点を鋭角に右折する。しばらく車を走らせると舗装された道が現れた。事前調査では少しひらけたところに車を止めるとあったが、途中何度もそれらしき所に出くわしたが、決め手になるものがない。もう感ですね、ここまでくると頼りになるのは。鍋山の湯に行くまでに,
神経を磨り減らしてしまって、判断力が鈍っているだけかも知れませんが。しかし「ここは違うよ〜、もっともっと前進させるんだ」という心の叫びが聞こえたように思った。しかしこの判断は正しかった。結果論だが。小さな浄水場を右手にやり過ごし、5分程走らせると、左右合わせて4・5台が停められるスペースに出くわした。既に2台ほど停まっていて、右手少し下がった所にも車が停まっていた。ここで間違いないだろーと思い、車を脇に停めた。右を川方面に降りていくと、すぐに3人の人影が見えてきた。 「こんにちはー」と声をかけると、カップルの女の人のほうは恥ずかしかったのか無言。片割れの男と1人で来ているおじさんは挨拶を返してくれた。川の脇に段々に岩で組まれた浴槽が3つ(あれ4つだっけかな?)。脇には百均で売っているようなプラ製のかごと桶が置いてあった。日々メンテされている方々に感謝。お湯は鍋山ほどぬるくはないものの低めで、気温が高いので川のせせらぎを聞きながらの入浴は、マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュ間違い無しでしょう。次がなかったらもっとゆっくりと入っていたかったのだが、別府八湯巡りは始まったばかりであるので、そそくさと引き上げることにした。 アブが多いとの情報どおり、腕にチクッと傷みがしたので見てみると、アブがとまっており、あわてて腕を振り払った。 |
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