無能団体ワースト


 なんとなく新日本プロレスネタで頭脳警察の替歌を作りたくなった。今は反省している。

中邑の凱旋式
 凱旋式に出たんだ 中邑の凱旋式に
 黒いショートタイツを着込んで
 凱旋式に出たんだ あの恐ろしい試合に
 コラコラうるさい爺いと組んで

 凱旋式に出たんだ 野人面さらして
 殴られ蹴られてバンプをとって
 凱旋式に出たんだ おめでとうって担がれて
 パワーついたよね このたびはって

 何で僕は世渡りがうまいんだろう
 やられる役を演じて
 でもちょっと不安なのさ
 格がまた一枚落ちてきたんで

 凱旋式に出たんだ 最初っから最後まで
 僕の出番はやられっぱなし
 凱旋式に出たんだ 若造大売出しの
 新日稼業にゃあきれるばかり

それでも中西は
 カシンからは馬鹿だ阿呆だと言われ
 フロントからは試合のできない奴と言われ
 中邑に負けさせられる試合を強いられる
 ファンからも妥協しすぎだと言われ
 俺にはわからねえ プロレスというものが
 雑誌の記事に踊らされて 時代遅れときめつける奴等が
 それでも俺は 求め続ける
 何かを 何かを……

 世代交代を叫ぶのがプロレスか
 敬礼をやり続けることがプロレスか
 蝶野の加護に包まれた 永遠のタッグパートナーがプロレスか
 団体に糞ぶっかけて逃げ 偉くなって出戻るのがプロレスか
 俺にはわからねえ プロレスというものが
 子供だましだと笑いながら 平気で嘘をつくフロントが
 それでも俺は 求め続ける
 何かを 何かを……

 こんな俺にはわからねえ プロレスというものが
 ベルトを巻いた奴等と 俺との間にある壁が何か
 それでも俺は 求め続ける
 何かを 何かを……

永田の人生
 ライバルをがむしゃらに 蹴落としてのし上がってきた 今まで
 試合も観客も見えなかった
 会社の上司しか見てなかった
 何回となく転び 裏切り おもねり
 頭から爪先まで汚れきってしまった

 二度だけ総合で強い奴をぶつけられ
 毒牙にかかったかの様に
 オモチャにされたかの様に
 亀の姿勢になっちまい
 気がついたら弱者の烙印を貼られてた
 評価はガタガタに落ちていた

 一度だけ若手に負けブックを飲まされ
 踏み台にされたかの様に
 丸めこまれたかの様に
 ひどい試合をやらされ
 気がついたらプロレスの技は何もなく
 試合は塩だらけにされていた

蝶野に絶縁状を叩きつけた天山は復縁許可証を持っていた

無知なサイモンが舞い踊る
 ユークス資本を頼れば 株価が下がる
 親父の金づるになれば 何にもいらない 何にもいらない

 アントニオ猪木じゃもうない 金の亡者が口を出す
 この団体は荒れ果てた
 無知なサイモンが舞い踊る
 先祖の人気食いつぶせば 宗教に頼る
 太陽に手をかざせば 悩みはとれる 悩みはとれる

棚橋は天才児
 メインの試合で戦っている 指差し確認 丸め込み
 棚橋は天才児 ランランラー

 団体があいつをプッシュしてる もう試合がつまんなくたっていいさ
 棚橋は天才児 ランランラー

 受身をとれない 関節も知らない
 学プロだけがあいつのバック でも僕は僕は僕は僕は

 そんなあいつがチャンプなんだ 僕も応援しよう
 スリングブレイド失敗 ランランラー
 僕はいつも探してる あいつのいいとこを
 棚橋は天才児 ランランラー

プロレス雑誌なんかいらない
 俺にはプロレス雑誌なんかいらない
 俺にはプロレス雑誌なんかいらない
 俺にはプロレス雑誌なんかいらない
 雑誌は団体と癒着だから
 雑誌の記事はデムパばかり
 雑誌の記事はデムパばかり
 雑誌の記事はデムパばかり
 雑誌の広告は包茎の手術

 いつも笑いが絶えないのも
 ムチャな擁護があるからさ

 頭に来るも何もありゃしない
 ただふきでるのは笑いだけ
 ただふきでるのは笑いだけ
 ただふきでるのは笑いだけ

さようなら世界標準よ
 新日はガラガラの会場に横たわり
 かつてはとても燃えていたのに
 今 僕らにとって倒産はもはや
 それほど遠いことじゃないさ
 さようなら世界標準よ さあまた
 プロレス雑誌の表紙を飾れ
 僕らは 君のハッタリと君の
 世迷言にはもう飽きた

 新日は僕らに夢と感動を
 絶え間なく与え続けてくれた
 でも 僕らは君の格闘技には
 もう夢など持っちゃいない
 さようなら世界標準よ さあまた
 WWEと交渉中と嘘をつけ
 僕らは 君のハッタリと君の
 世迷言にはもう飽きた


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