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先生の専門は何ですかと聞かれると、いつもなんと答えていいのか困ってしまいます。 大学を卒業してから13年間は、救急医療センターに勤務し、重症救急患者の診療で、夜も昼もない生活を送ってきました。救急医療センターには、色々な患者さんが搬送されてきます。頭の先から足の先まで、色々な外傷、病気の患者さんを診なければならず、自然と色々な診療科の知識が身についてきました。 もちろん各専門分野の深い知識を身につけることは無理ですが、少なくとも、患者さんを安定した状態にし、専門医の診療を受けることができるようにするまでの診断・治療の知識は身につけました。 救命救急センターを退職してからの4年間は、救命救急センターではあまり診られない軽症の患者さん、慢性疾患の患者さんの診療を勉強させてもらいました。 したがって、ひとつの臓器、ひとつの病気の専門領域というのはありません。患者さんを広い視野で診察し、身体全体を考えた診療の出来る医師を目指しています。 小さな診療所ですので、患者さんご希望にすべて添えるわけではありませんが、当院で不可能な治療・検査は、近隣の病院にご協力頂き、出来るだけスムーズに、また、患者さんのご希望に沿った診療を受けていただけるように、今後とも努力していきたいと思っております。 どんな小さなことでも結構です。どうぞご遠慮なくご相談ください。 |