最終兵器3:アクオスフォン103SH
     
2013/05/03
 
  タッチダイアモンドからガラパゴス005SHへと移り変わった私の「最終兵器」探し、たどり着いたのは103SHという「ふつーのスマフォ」でした。やっぱり普通が一番だね!・・・な結論の、あんまりパッとしない第三話です。  
     
 
 
         
 
左からTouchDiamond、ガラパゴス005SH、103SH。
 
         
 
  まずガラパゴスがダメになった動機は・・・

★ケースがぼろぼろ。でももうどこにも売っていない。
★電池が一日もたなくなった
★日に日に重さが気になるようになった


です。ケースがないと勝手に電源スイッチが入ってしまうのでケース必須なのに、もうどこにも売っていない。今つけているやつはボロボロ・・一部欠けてるし。みっともなくて情けないというのがリプレイスの最大の理由
バッテリーの容量不足も最近目立ちます。二年近くたつと昨晩満タンにしたのに朝になると半分になっている・・これでは使えません。
 
         
  さて、リプレイスするとして。後継機はどれにするのか?・・・考えていたのはまず103SH。モックアップを触ってみて、重さと厚さ、デザインのバランスを考えると一番しっくりくる機種だったからです。パンフレットを見ながらいろいろ考えます。
ただ、一年前ではガラパゴスの残債もあり、実質7万円の103SHに変えるのは無理でした。これは対抗馬の102Pも同じことです。
 
 
         
 
 
         
 
2013年4月、そろそろ103SHの白ロム(野良携帯)の値段が下がってくる頃かな、と思ってネットを探します。上図は日本最大最強の携帯売買サイト「ムスビー」の5月現在のメニューです。103SHの値段は大分下がっています。4月は新品で20000円、開封品で17000円くらいが相場でした。「まだ高いなあ」というのが実感でした。
 
         
 
 
         
 

こちらは対抗馬の102Pのメニュー。4月より上がっています。4月は新品でも10000円、開封品では7000円程度でした。 103SHとは1万円の差があり、この値段は魅力でした。
103SHと102Pはかなり個性が違い、対照的と言えるくらいです。 タッチダイアモンドの進化形としては102Pのほうが近く、103グラムという軽量に有機EL液晶大画面が特徴です。ツイッターにこんなテキストを書きました。

次のスマホを軽いものにしたいと思うが、今のソフトバンクは軽量化に熱心ではない。だから一世代前のマシンがほしくなる。
それが102Pと103SH。しかしどちらも一長一短・・・悩ましい。
ざっと102P:軽い(103グラム)、薄い、安い(最低は7K)、可愛い。
美しい(EL液晶)、パナソニックノートと通信可能。
反面:マイクロSDカード使えない、電池弱い(一般スマホの半分?)、
ガラケー機能ない
一台もちには向かない(!)
ざっと103SH:軽い(120グラム)、薄い、可愛い。
ワンセグ使える、SDカード使える。
反面:まだ高い(17K)、人気無い・・(売れてない)

現在でも二台の評価は変わらないようです。102Pは「下手すると2時間しかもたない」と言われているバッテリーの弱さが最大の弱点です。他の美点がかすんでしまいますね。

 
         
 

急遽、103SHに決定したのは楽天からのメールに中古価格16000円が載っていたので、楽天サイトに入ってさらに探すと7800円の機体があったからです。ムスビーの半分以下。即決注文しました。値段が同じなら「普通の」103SHを取るというのが常識的な判断でしょう。

送られてきた103、開封品ではあるものの本体以外は触った形跡がない新品です。カバーをあけてみたらガラパゴスのSIMが刺さりません。スロットが小さいのです。つまりこれはマイクロSIM仕様・・・もしかして、と思っていたけどやっぱりそうでした・・・前のオーナーもそれに気づいてそのまま売却したのかもしれません。
午後、柏に会議に行く前にソフトバンクショップによってマイクロSIMをもらって来ました。SIM発行費用2000円。それでも合計金額は1万円になりません。その後103SHは無事に起動。右のようにガラパゴスとほとんど同じホームメニューにしました。

 
 
         
 
  ガラパゴスの教訓にしたがってケースは二個買いました。いや、値段が1980円なので買うことが出来たのです。ガラパゴスのように2800円だといきなり二個は買えませんね。結果的にそれが大失敗でした。2年使うつもりのものが1年半しかもたなかったのですから。  
         
 

103SHの美点は目立たない点にたくさんあります。アプリのメニューがわかりやすいのもその一つ。アプリのジャンルが分けられており、ダウンロードから各メニューに転送するのが簡単です。ガラパゴスは混乱していました。

ガラパゴスに使っていた32メガマイクロSDカードも刺すだけでさくっと認識され、コンテンツは簡単に移動できました。ただ、電話帳の移動はそれだけではできず、赤外線通信でやりました。これがなかなか認識せず、試行錯誤のあげくやっと移動できました。

 
 
         
  103SHは最終兵器なのか??  
  さて、103SHのいいところはどこかというと、やっぱりSDカードが使えてコンテンツの移動が簡単だったこと、バッテリーが大きめで省エネ性能も高く、三日くらいは充電がいらないこと(ガラパゴスに比べると驚異的です)、軽くて大画面でいろいろ快適なことでしょう。一言でいうと「普通」にいいマシンだということです。確かに最新のスペックではないし、拡張機能というものもなさそうです。でも、普通に使うならこれがいい、とつくづく思える普通にいいマシンですね。  
         
 
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