最終兵器2 ガラパゴス005SH (2011/08/11) 
     
     
タッチダイアモンドの鈍重・鈍感・接続不良に嫌気がさしていた私、 このほど早くも「幻の名機」になりつつある?ガラパゴス005SHにリプレイスしました。
アンドロイドマシン・キーボード端末・ガラケー機能全部付き、という今時のスマートフォンです。

発売は今年の二月で、もう次の世代が発売されています。 それで、本体価格が無料に近く引き下げられました。
同じキーボード付きの東芝dynapocketも生産中止だし、シャープはブランドをアクオスに統一しました。これからはこうしたキーボード付き端末は出てこない可能性が高いので、まだ売っている内に買うことにしました。
色は一週間待って白です。 (上の写真、左がタッチダイアモンド、右がガラパゴス)

二つを比べてみると、確かにガラパゴスの大きさが目立ちます。しかし重さは150グラムでラジェンダよりも軽く、液晶画面のサイズ(3.8インチ)とキーボード付きということを考えると許容範囲だと思います。マイクロSDカード16ギガも付属しているので、タッチダイアモンドで「 不満は二つ、液晶画面の小ささとストレージ容量です。液晶は2.8インチでは小さく、3.2インチのラジェンダくらいは欲しい。内部ストレージの4ギガは悪くはないが、マイクロSDが使えるようになってほしい」と書いていた部分は完全に満たされています。  
     
 
     
 キーボード付き端末といえば、このマシンも気になっていました。005SHの先祖というべき922SH。しっかりしたキーボードと大きな液晶は魅力的でした。しかしスマートフォンではなく、あくまで携帯だったところが難点でした。    こちらはタッチダイアモンド購入時に検討したE-モンスター。しかし小さい割には分厚く、190グラムという重さは許容範囲を超えていました。
     
   
 
 
 
 
こちらはサムタイプ式キーボード端末のライバルたち。左からダイナポケット、N-08B、IS-01、LINKS。ダイナポケットはOSがWindows Mobileで、もうこりごりです。N-08B、IS-01、LINKSの三台は微妙に携帯サイズからはみ出しています。
     
  
     
こちらはサムタイプではない、普通にタッチタイプ可能なキーボード端末。左が電子辞書の拡張版?ネットウォーカー、真ん中がモバイルギアの再来と言われるLife Touch Note、右がテキスト作成マシン「ポメラ」。これらは携帯の代わりになるものではなく、ネットブックの代理品であり、テキスト入力用途を中心にしたツールです。今でもそれぞれ欲しいとは思っているのですが、ガラパゴスを使いこなせれば必要ないかもしれません。 
     
  これが気に入って買ったガラパゴスのキーボード。店頭デモ機で触ってみて、「これなら使える」と感じたのが最大の購入動機でした。小さいなりにメリハリの利いたタッチ、優秀な文字変換機能、日本語を知り尽くしたキーの配置、これまで使ってみたマシンとは一線を画すツールです。サムタイプなので限界はありますが、欲張らなければそこそこ使えます。
     
ガラパゴスを使うための小道具を100均で買って来ました。右から液晶保護フィルム、ソフトバンク用携帯コード、スタイラス内蔵ボールペンです。フィルムはサイズが小さく、買い直しになりました。(3.5インチ用だった)
携帯コードは充電用に必要で、これがないと専用ACアダプタを購入しないといけなくなるのです。
 
     
  ついでに購入したのが左端のソフトバンク携帯用予備バッテリケース。その右はタッチダイアモンド用の予備バッテリケース、その右がガラパゴス充電用コードアダプタです。
     
タッチダイアモンド用の予備バッテリは「普通のUSB」です。なので、ソフトバンク用携帯コード、ガラパゴス充電用コードアダプタをダブルで接続しないと働きません。普通のUSB充電器にもこうしてダブルで接続することになります。  
     
  ソフトバンク携帯用予備バッテリだと充電用コードアダプタ一本でつながります。一日使う場合はシンプルにまとまります。もっとも長期の外出のときにはUSB充電器を含めてみんな持っていくことになりますが。
     
 
     
上がデスクトップ画面。画面キャプチャーは電源ボタンとホームボタンを一緒に押せば簡単に出来ます。
壁紙は華やかなオーロラです。すぐ使えないと役に立たないカメラ・メモ・辞書のショートカットを置いています。
上のグーグル検索窓は音声入力で、これが慣れるとすごく便利だという声がありました。
  アンドロイドには豊富なソフトがあります。これはソフト配布サイトから持ってきたフリーソフトたち。麻雀・将棋・囲碁の定番ゲームも無料で、鼻歌をMIDIに変えてくれるソフトもありました。
本体をピアノに変えるソフトはなかなか優れていましたが、ギターはメリハリがなくて使えないようです。
     
その後、デスクトップにジョルテ(スケジューラ)とFLVプレイヤーを追加しました。
これでほとんどタッチダイアモンドで出来ていた環境が整いました。それもずっと使いやすいです。両者を比較すると・・・

                  タッチダイアモンド    /    ガラパゴス005SH
【WIFI】 専用アプリが必要・現在アプリ配布していない / そのまま繋がる。特に問題なし。
【FLV】     ほとんど表示できない          / まったく問題なく表示
【ワンセグ】    ワンセグ機能はなく、ピンホールTV / 松戸まではきれいに表示
【Bluetooth】イヤホンは最初だけ使えた、キーボードは接続不能 / どちらも接続不能(これだけはダイヤモンドがまし)

アンドロイドの無数のアプリケーションをどう使うか、何を捨てて何を拾うかが大問題になりそうです。
現在、純正カバーを付けています。値段は2980円でバカ高いです。しかしこのカバーを付けないと勝手に電源が入ってしまうので仕方ありません。純正でないものは安いけど色が悪く、手触りもよくなかったのです。総じて機種自体が消えかかっているので、アクセサリー・関連商品は少ないです。来月くらいにはなくなりそうなので、今買うしかなさそうです。
 
さて、まだこれからとうぶん試行錯誤が続くと思いますが、今のところわくわくドキドキしています。 ただ、管理されすぎた環境のような気もするので、そのうち、ROOT権限を取るために改造、というパターンになるかもしれません。 Windows Mobileは乱雑だったけど、アナーキーなところもありました。 それだけがちょっと懐かしいですね。
  
     
Android OS 2.3へのバージョンアップ
     
  10/7からガラパゴスのアンドロイドOS2.2から2.3へのメジャー・バージョンアップサービスが開始されました。
それに関しては2チャンネル上では半年前から話題になっていましたが、いよいよその時になりました。
 >メジャーアプデ来てる
  >人柱逝きまーす!
  >人柱様よろしくお願いします

というテキストが流れます。
     
その後、さらに、
 >快適すぎる!最高にハイってヤツだ!
  >なんだよこの神アップデート
  >シャープもやればできるじゃないか
という話になり、私もアップデートを決意・実行しました。
しかしいきなり必要なソフトのアップデート施行を要求されました。それが三回もあって、三回もリセットを強制されました。
WIFIでは出来ず、データ回線に繋がなければいけないので、サボっていたのです。
 
     
  それからもなかなかメジャー・アップデートに行き着きません。一晩では出来ず、翌日に持ち越しました。
パソコンでのアップデート作業は面倒です。まずガラパゴスとのコネクション・ソフトをインストールします。それからアップデート・ファイルをダウンロードし、コネクション・ソフトを起動して作業します。
これがなかなか進みません。やっと起動して、インストール画面になった時にはホッとしました。要求されるパスワードが、自前用に変更したものではなく、元の数字であるという知識がなければ挫折してしまうところでした。

さて、実際にアップデートした結果はどうか、と言うと、それほどでもないかな?という感じです。前後にそれほど使い込んでいなかったということがありますが、最初から「使いにくい」とは思っていなかったから「使いやすくなった」と思わないというのが実感です。
まあ、気持ちとしては充実したのでそれで満足?
     
戻る/トップに戻る