2018.03.11

      お昼に思い出して、佐伯区民文化センターまで家内に車で送ってもらった。今日は『展覧会の絵』というコンサート&ライブペインティングがある。行ってみたら、沢山行列を作っていて驚いた。新聞広告などでかなり目立っていたからだろうか?日曜日ということもあってか、当日券の人も多い。家族連れも結構居た。いつも安芸区民文化センターでやっている演奏家達が出張してきた感じである。第一部はサックスとマリンバとピアノのトリオ「アスティ」で、意味は乱視だそうである。「チャルダーシュ」とか「ブエノスアイレスの春」とか。第二部は木管五重奏で、オペラの名曲集とか「リベルタンゴ」とか。いずれもなかなか面白かった。第3部が8人での「展覧会の絵」で、40分近い演奏の間に、戸川幸一郎さんが、2枚続きの大きなキャンバスに絵を描くという趣向である。演奏はなかなか良かった。生で聞くとそれぞれの小曲の表情が良く出ていて楽しい。絵の方は最初は色を垂らしたり伸ばしたりして、動物らしきものが出てきたり、かと思うと他の絵具で流されて、やおらキャンバスを90度回転させて、書き直す。左と右でちょっと傾向の違う感じに仕上がった。絵描きの感覚的な絵具扱いが見られて興味深かった。最後に観客が絵の周りに集まって記念写真を撮ったりインタヴューをしたりした。帰りは電車通りまで歩いたのだが、30分位かかった。2号バイバス経由のバスの方が便利なようである。
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