トップ 自己紹介・経歴 トピックス・近況など 文学作品 技術者としての活動 有機デバイスコンサルティング お問い合わせ先 その他
神話『ブルーポールズ』
第2巻(ヨシュタの巻)
【まえがき】
第2巻は、第1巻での神々の世界での戦いが地上の人間たちの戦いに広がってゆく世界を描いています。この巻の主人公は人間のヨシュタです。神話的要素も強く、特に後半では、メソポタミアの神話『ギルガメッシュ』から強く影響を受けています。
【あらすじ】
第1巻において、ナユタとユビュはムチャリンダとの戦いに勝利したが、創造を巡る争いが決着したわけではない。次の争点は、創造された人間の世界がどうなるかである。第1巻において地上でウダヤ師とユビュがその生誕に立ち会ったヨシュタがチベールという都市国家の王になると、ナユタたちは、ヨシュタ王を支援すべくシャールバとプシュパギリを派遣する。一方、ムチャリンダはこの動きを見て、レゲシュの近隣の都市国家チベールにルドラを派遣する。両国は派遣された神々の尽力で繁栄を極めるが、次第に両国間の覇権争いは激しさを増してくる。そして、両国間の要衝トドラ渓谷の支配を巡って戦いが起こり、ナユタも地上に降り立つ。この時、一旦、両国が兵を引き講和が成立し、同時にヨシュタ王の妻の妹ウルヴァーシーがチベールの王バドゥラの次男に輿入れする。しかし、ウルヴァーシーが愛しているのはヨシュタであり、輿入れ前に二人は関係を持ってしまう。ウルヴァーシーが輿入れ前に宿した子供を出産したことでバドゥラは激怒し、再び、両国の戦いが起こる。この戦いは最終的にレゲシュがチベールを滅ぼして終わるが、ヨシュタは、ナユタたちが神であることを知り、地上の真の平和の実現にはムチャリンダを倒さねばならないと決意する。
ヨシュタは王位を捨てて、ムチャリンダを倒すため、天界への道を歩く。しかし、天界に入る前に泊めてもらった家でウルヴァーシーに出会い、そこで関係を持ったことで呪いを受ける。ヨシュタは天界でムチャリンダと対決し、その場にヴィカルナ聖仙がウルヴァーシーを伴って現れ、ムチャリンダを倒す術を教えるが、ヨシュタはウルヴァーシーと交わったために受けた呪いのために倒れる。
(2017年2月9日掲載 / 最新改訂2026年7月21日)
Copyright © 2017-2026
Mitsuhiro Koden. All Rights Reserved. 無断転載を禁じます。
向殿充浩 (こうでんみつひろ) / 神話『ブルーポールズ』