郷愁の只見線-2

2001年8月23日、JR東日本から只見線のSL運転について正式に発表された。
列車名は「SL&DL会津只見号」運転期日は10月6日〜8日の3日間、運転区間は6・8日は会津若松〜川口間(60.8キロ)を1往復。7日は会津若松〜只見間(88.4キロ)を1往復。
編成は、←只見方面 C11形325号(真岡鉄道所属)+スハフ42形2173号車+オハニ36形11号車+スハフ32形2357号車+DE10形1124号(会津若松運輸区所属)で旧型客車3両(高崎支社所属)定員208名と発表された。
下り列車の9425レはC11が本務機を勤め、DE10が後補機。上り列車の9428レはDE10が本務機でC11が逆後補機を勤めるというSL&DLの双頭列車となった。
終点の川口・只見の両駅には、現役時代から使用していた転車台があったが未整備のため使えず、このような変則編成で運転されることになったのだった。
だが旧型客車のレトロ調な車窓から見る雄大な只見川の風景は、このうえなく贅沢なSLの旅になる。

*2002年10月の2度目の運転からは、只見駅の転車台が整備されたため復路のDL運転は無くなり、上下列車共C11325号機の単独牽引となった。


滝谷川橋は昔のままだが、周辺の木々が育ち現役時代の面影は無くなっていた。
県道側にあったお立ち台はスノージェッイドが出来て入れなかった、
新しいお立ち台では鉄橋の後追いしか撮れない。
正面上のお立ち台からは木々でまったく見えなくなっていた。
山肌をはうようにサイドに移動して、なんとか撮影できたが谷底に続く橋脚は見えなかった。
滝谷付近 9428レ 2001年10月




「第1只見橋」 旧道は廃道になっていたが、なんとか川面に降りる事が出来た。
旧道から線路端に降り鉄橋横に出る道は、自然に帰ってしまい探せなかった。
西方-桧原間 9428レ 2001年10月




第1只見鉄橋を桧原側から撮影
西方-桧原間 9428レ 2006年10月




只見川の雄大な流れをぬうようにC11が走る。
宮下-早戸間 9425レ 2001年10月
 



「第3只見橋」
宮下−早戸間 9425レ 2002年10月




川口駅に発車の汽笛が響いた。
 試9428レ 2001年10月




「第5只見橋」
川口-本名間 試9425レ 2001年10月




夏井川橋梁を行くC11
本名付近 9425レ 2001年10月


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