■FR−005■
名古屋←→仙台←→苫小牧航路思い出アルバム
<きたかみ>
太平洋フェリー

▲海の女神様に祝福されベタ凪だった航海中五日間の天気図
●仙台港に停泊中の<きたかみ>
苫小牧からの復路<きたかみ>は定刻09:00に仙台港に入港した。
●羅針盤
これがなければ航海はどうにもならないのが常識だったはずなのですが・・・今でも使っているのでしょうか? GPSもレーダーもあってそれに自動操縦にセットしておけば極めて安全な航行が出来るようになっているとの説明がブリッジ見学会ではなされていました。羅針盤について詳しく聞くのを忘れてしまっていたのですが次の機会には是非色々と尋ねて教えて頂こうと思っています。
●ブリッジにて近藤パーサーと
お世話になりました!>近藤さん。左手の制服姿の凛々しい男性が近藤パーサー、右手の白髪の少年が小生です!(^^) ブリッジにはさまざまな機器類がぎっしりと並んでいてハイテク船舶の中枢を垣間見る思いがしました。ちょっとほのぼのとした温かみを感じたのは一角に流し台がありコーヒーメーカーがおいてあって何となく生活感が漂っているのが何とも印象的でした。
近藤さん! 小生は何よりコーヒーブレイク+喫煙大好きなのです。次回は是非ブリッジでコーヒーをご馳走していただきたいものですね(笑)
●三陸沖を航行中のレーダーモニター
天候がよくて見通しが利く晴れの日でも肉眼では遠くを行き交う船は殆ど近寄らなければ見えないものです。レーダーはさすがですね。辺りに航行する船を全て映し出しています。航路進行方向上にある船には個別に番号も付されていて注意を促しているような感じでした。
●名古屋へ向かう<いしかり>を見送る
こちらからは見送っているつもりですが、当然向こうからは見送られているのでしょうね。船旅を楽しんでもらおうとの太平洋フェリーの心遣いには全く脱帽。離合時間を示し合わせて互いに連絡しながら接近し汽笛を鳴らす。もちろんこの機会を捉えてブリッジ見学会をするのですから・・・
見学会の僅か三十分ほどの間に前方遠くにまるで水平線上の点のように発見した<いしかり>はぐんぐんと接近し、やがて離合。後方へ今度はぐんぐんと船形を小さくして遠ざかっていきました。そりゃそうですよね・・・互いに20ノットものスピードなのですから結構早いものです。
●仙台港フェリーターミナル
こじんまりとしたターミナルビルだが前面の道路は広くゆったりとしていた。向かいの公園も広々とのどか・・・往路で一時下船して公園を散歩したがちょうど夕暮れ時で黄昏の夕焼け空が美しかった。
ビル内売店(太平洋フェリー直営の方)のしょうゆ味のラーメンは絶品。(^^)
●案内所前のラウンジにもステージが・・・
案内所前にはゆったりとしたラウンジがある。これは右舷側でステージもあり往路はお客も少なかったせいか普段は広いスターダストラウンジで行うピアノ演奏と歌のショーをこの日はここで開催。観客は小生を含めて三名、まさに独占状態。この情景は案内所向かいのコーヒーショップから撮影したもの。
ちなみにステージの左手には禁煙の展望リビング。反対側左舷側には同喫煙リビング、そこから船尾に向かってはゆったりとしたプロムナードデッキ(室内廊下のようなもの)がる。
ほかにもレストランや宴会場、バーなども隣接している。
●船長気分で、えへへ・・・
帽子とジャケットが記念撮影用に用意されています。借用自由。階下にはプリクラもあり。
●スィートルーム101号室
大満足の船室<スィートルーム101号室のツインベッドのコーナー。
●間もなく苫小牧へ入港
晴れ上がった青空の中に苫小牧の町並みが遠望できました。立ちのぼる工場の煙突の煙がまっすぐに天に・・・ |