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"WORKING QUADS" News Letter
A Happy New Year 2001

The Independent Living in Fukuoka in 2001
(in Japanese)

WQNL2001 A HAPPY NEW YEAR 2001 by Seike
あけましておめでとうございます。
今回の話は、
2001年、日本における、
介助が必要な重度障害者(四肢まひ者)と
自立生活の可能性についてです。


with Ms. Joni Eareckson Tada in Osaka in 2000

A Happy New Year 2001 !
Ms. Joni Eareckson Tada, and Kazuo Seike
in Osaka, September 29, 2000


Kazuo Seike ( seike@ma4.justnet.ne.jp )
http://www4.justnet.ne.jp/~seike/

January 1, 2000

清家一雄@WORKING QUADSです。

A Happy New Year 2001

あけましておめでとうございます。
昨年はたいへんお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。

去年は、2000年04月に、
日本で、介護保険が施行されました。

措置行政の福祉の世界に保険原理による権利性を、
ケアプラン作成権限を高齢当事者にもたらしました。

しかし、
65歳以下の事故による、
介助が必要な障害者には、
何故か適用されない、
ということになってしまいました。

40歳以上の人たちからは、
保険料を徴収するということです。

2001年以降、21世紀の日本では、
介護保険が、
あるいは何らかの社会的な仕組みが、
納税者や社会の人びとの合意を得て、
介助が必要な障害者の福祉の世界をも、
少なくとも高齢者福祉と同じ水準に、
施しではない権利性を基礎とした、
選択の自由が現実に実現するように、
自己決定と自己責任にもとづく
自立生活を保障する方向で、
変えていくようにしていきたい、
と思っています。

日本で、
身体障害者手帳を持っている人は
約300万人と言われています。

その中で、
介助が必要な障害者は
さらに極端に少数です。

脊髄損傷患者も、
胸髄損傷者、腰髄損傷者は、
人的介助なしでも生活できます。

小さなマーケットの問題を
社会の多数者に理解してもらうことは、
ひじょうに難かしいことだ、
と思います。

社会の多数者の意識を変える前に、
介助が必要な重度障害者(四肢まひ者)の
意識と実際の行動、生活を
変えないといけないのかもしれません。

健康で献身的な家族のいないところで、
介助必要な四肢まひ者が、
どのように自分の生活を築いていくか。

知慧と工夫が求められるところです。

とにかく、
収容施設での生活を好まない人には、
収容施設で生活しない、
街中での自立生活、
という選択肢を、
働いて収入を得たいという人には、
知的生産活動(就労)の選択肢を、
開発して行かなくては
ならないかもしれません。


ご意見、ご批判も多いと思います。
ご感想、ご助言をお聞かせいただければ幸いです。


 今年も、"WORKING QUADS" HomePage、
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"WORKING QUADS" News Letterをよろしくお願いします


2001年01月01日、福岡大手門にて


清家 一雄
重度四肢まひ者の就労問題研究会・代表
"WORKING QUADS" HomePage制作提供
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seike@ma4.justnet.ne.jp
YS2K-SIK@asahi-net.or.jp
佐賀医科大学医学部非常勤講師(1998年04月〜)
福岡YMCA福祉専門学校非常勤講師(1999年07月〜)
〒810- 福岡市中央区大手門
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