AG00094_.gif (7855 バイト)AG00007_.gif (7458 バイト)                                          

CQ?

 


趣味 のアマチュア無線

私がこの道に填るきっかけは確か小学校6年の時親父から誕生日祝いに鉱石ラジオをもらってからだと思う。当時ゲルマニウムとかシリコンの
ダイオードなんぞ出回ってはいなかったのでしょうね、大きさは直径約1cm位、長さは3cm位はあったと思う、今からしてみると偉く感度の悪い
部品なんでしょうがそれでもFENあたりが聞こえてくるのには偉く感動をした。でもクリスタルイヤホーンから聞こえる音はかすかでどの様にしたら音が大きくなるか真剣に悩みついに長いアンテナ(ロングワイヤー)を張ればある程度は大きな音で効くことができるし色々な局が受けられる事を発見したのでした。まあこれからが泥沼で中学に入ってからは屑鉄屋と秋葉原のジャンク屋巡りを覚えました。屑鉄屋さんは結構高価な部品でも重さで分けてもらい重宝したものです。出来るだけ軽いアルミシャーシが使われている機材が狙い目でしたね hI

これから先はもうおきまりのコースで、並3、高1中2(高校生、中学ではなーい)高周波増幅1段中間周波2段ですよねぇ そうそうQファイバーなんてものも作った記憶があります、もちろん全てジャンクの真空管です、新品なんて買えませんでしたから、フロントパネルの加工には苦労しました。1.5mmのアルミ板を手回しドリルでしこしこ穴を開けてゆきニッパーで切り取ってからヤスリでバリ取りです、幸い近所に少し年下ですが手先の器用な子供がいたんで加工を頼みました。私が作るより遙かに綺麗に仕上げてゆくのには驚き又大いに助かったのもです。それが今のJF1VLE(旧JH1REB)局で未だになげーーつきあいなんです、その節は有り難うさんでした。

さて送信機にはお決まりの807です、良い変調トランスが使えずマイクのモニターはトランスから音がでてくれるので不要でしたね、苦労をしたのが空中線です今は簡単に足場パイプ等を入手できますが当時はほとんど丸太でしかも入手は困難なため近くの農家のじーちゃんに頼み込みモウソウダケの長くてまっすぐなやつを1本50円で2本ズルズル砂利道を引きずってきて念願の7M用ベントタイプダブレットが張れました、水平部14M、サイド3Mずつをベント、地上高7Mでしたが立派な空中線です(多分私だけがその様に思っていた)50Mのクワッドの材料は巾木を半分にしてクロスさせたすげーーアンテナでしたねぇ、でも1/50のギヤモータと水道用のプーリーをVベルトでドライブ!何と回転機構がついていたんですよ。

恐怖の電源部、これには悩まされました、通常の電源トランスは使っていませんでしたね スライダックの出力を3倍圧整流して807へ供給したんです、一次側と二次側が絶縁された高級な?トランス方式ではありません、そうなんです電源のコールドとホットを間違えると悲惨な結果がまっているんです、頼みの「綱」は小さなネオン管です「ホントに怖かった」もっとも空中線がミスマッチを起こすと高周波感電もやりました、BCIも相当でていたんでしょうね、消したはずの蛍光灯が明るくついていましたし、、、

送信試験は100wの電球をダミーにしていたんですがどうしても実際に電波を出してみたくなり友人と時間を決めて少しだけやりましたJA10です、あははは (電監さんごめんなさい)
まあいつまでもこの様なことが出来るわけでもあるまいし又JAコールが無くなる情報もあり受験したんです、結果ぎりぎりのJA1VWGのコールが来ました。なんだか発音し難いコールで好きになれなかったんですが最近ではGさんと呼ばれることにあまり抵抗を感じない今日この頃なんです。


txrx.gif (77168 バイト)   一応HFからUHF(1200まで)運用出来るようには整備はしてありますが主力は1200Mで運用しております、ローカルさんとATVSSTVでのんびりQSOをするのは楽しいものです、映像通信は局長さんの個性がよくでます。ソフトはW95SSTV!これは流石にアマチュア無線家が自らプログラミングしただけのことはありますね、使いやすくスピーディな操作性は大変気に入って現在主力のAPとしています。残念なことは住まいが鉄筋のアパート5Fと言うことでHFの空中線が水平系を引っ張るのか困難であり対地アースがとれないために現在クラニシのカウンターポイズとアンテナチューナーで何とかマッチングをとっての運用です、仮想アース側に流れる高周波電流は何となく不気味に感ずるのは私だけでしょうか。ant1.gif (53877 バイト)

上の写真は私のシャックとパソコンの一部です。リグはなぜかALLアイコムで1200Mは今は製造中止になっているIC−1275とアンテンのGLRを使っています、モノバンドですが大変気に入っています。空中線は右の写真のものを使っています、デルタックスのスタックはかなりゲインがありますね。高い周波数はアパート向きで助かります。

でも最近はアマチュア無線のおなじみさんとコンタクトを取る機会がめっきり減り寂しい限りです。マストの錆もかなり増えて空中線の撤去を考えざるを得ません、せめて430MHzのビームANTでも降ろそうかと考えています。

昔は400Mで三重県のリピーターを開いては喜んでいたのが、、、、さみしいですねぇ、時代はインターネットが主流になった現在無線は捨てれてしまうのでしょうか?アマチュア無線はそれなりに面白いと思うのですが携帯電話で殆どの事は出来てしまう今、愚痴になりますね。

御意見ご感想はこちらをクリックしてください


AG00108_.gif (1629 バイト)