(まわりぶたい みぬまたんぼ)






『 見沼田んぼの水田や代用水、通船掘を管理し、豊かな自然を育ててきたのは地元の人たちだった。
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 しかし兼業農家の増加や後継者不足、減反など押し寄せる荒波にもまれ、地元の農家だけでは農地や用水を維持するのは難しくなっってきた。
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見沼田んぼで農家が担いきれなくなった役割を肩代わりしているのは、こうした一般市民である。
 「これまで自然保護運動というと、開発反対の声をあげるだけの運動が多かったが、これからは都市住民が保全の担い手だ。もっと大勢の人に加わってほしい」。見沼田んぼ保全市民連絡会代表の村上明夫さん(55)は、そう思っている。』

 朝日新聞埼玉版に平成10年8月3日〜9月7日にわたって掲載された 『回り舞台 見沼田んぼ』 からの抜粋です。
 記事の全文を朝日新聞社の許可を得て転載します。

 




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