Turbo Linux Workstation 日本語版 6.0でSylpheedを設定 |
■ Sylpheedとは? |
マニュアルより引用すると、SylpheedとはGNOMEなどに利用されているGTK+を使用し, 軽快動作、容易設定等を目指した X Window System上で動作する電子メールクライアント&ニュースリーダです。完全日本語対応です。GTK+とはGNOMEのライブラリなのかな? |
■ Sylpheedの入手とインストール |
Sylpheed - an GTK+ based lightweight and fast e-mail clientがSylpheed公式サイトです。ここで、ダウンロードすることができます。現在(2000年6月20日)の最新版は0.3.18です。私は、tar.bz2ファイルを展開してmake、インストールしました。後からrpmファイルがあるってことでちょっと後悔しました。rpm -ivh sylpheed***.rpm で終わったのに・・・ 一般ユーザで展開して、そのディレクトリに移動して ./configure make suでrootになって make install で完了です。実行はパスが通っていればsylpheedとすれば実行できます。 |
■ 設定と使用した感想 |
設定はwindowsでメールソフトを使っていた人なら直感で使えると思います。実際私もドキュメントを読まなくてもメール送受信できるようになりました。ドキュメントを読んでみるとニュースの扱いがネックみたいです。ニュースリーダとあるとおりニュースは読み込みのみ、ニュースを一つ一つ取りに行くので時間がかかるとか、ニュースサーバとの再接続ができないのでSylpheedを再起動する必要があると書いてありました。まぁ多少問題にはなりますが、私には問題に感じません。また、ニュースの一覧を入手しない?らしく購読するには直接fj.os.linuxとか指定しないとダメみたいです。 軽快な動作、直感的操作(メールの移動等は、移動を指定して実行しなくては移動しない)、突然落ちたりしないしナイスなソフトウェアです。これから、私の標準メーラとして使わせていただきます。 |
■ Sylpheedのバージョンアップ |
現在(2000年6月27日)Sylpheedのバージョンが、0.3.19になっていました。そのためバージョンアップをしました。手順はおなじです。rpmを使おうと思ったのですがrpmって汎用性を持たせるためにアーキテクチャがi386でコンパイルされているのが気に入りません。どれだけ実行速度?処理速度?最適化?に差があるのか分かりませんが(ほんのわずかだと思うが・・・)使うのをやめました。でもrpmの利点のほうが大きそうなので、次回こそは使おうと思います:-) バージョンアップすると以前のファイルに上書きします。そのため、特にバックアップ等は必要無いみたいです。履歴を読んだら、ニュースサーバとの再接続ができるようになったそうです。あとのことは自分で読んでください。履歴を読んで思ったのだが、このSylpheedの作者(プログラマ?開発に携わっている人達?)がこのページを読んでいたら恥ずかしい。Reply-Toができないと私が書いてみたり(もちろんできる、私の使い方が悪かった)間違いがあったからだ。なるべく注意して書いているし、間違えがあればすぐに訂正しているつもりだがまだまだだなぁと思う。ホームページのココちがうんじゃな〜い?っていうメールは送って欲しい。お願いします。でも、このソフトの使い方分からん、教えてとか、設定が分かりません、教えてくださいとかは送らないでください。そういうのは、MLやニュースに送ってみてください。 |
■ Sylpheedをrpmで導入 |
バージョンアップを機にrpmを導入しました。まず、tar.bz2でインストールされたslpheedを削除します。 find / -name sylpheed -print これでsylpheedがある場所を探します。ほかにも消さなきゃいけないファイルがあるかもしれないけど自分の環境では問題なく動作しています。たぶん、実行ファイルを消さなくてもrpmで上書きすると思うのでこの作業をしなくても大丈夫だと思う・・・たぶん?。この後、rpmを利用してsylpheedを導入します。2000年7月4日(火)の最新版は0.3.20です。 rpm -ivh sylpheed-0.3.20-1.i386.rpm これで導入完了です。たぶん、消していないファイルに上書きされていると思うので気にしないことにします。rpmファイルでもsrc.rpmというソースファイルがありますが、ここでは使いません。コンパイルするのが面倒ですし、i386.rpmで問題なく動作するので使いませんでした。 |
kiaro 2000年7月 |
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