Turbo Linux Workstation 日本語版 6.0をインストール

準備
 私は東芝のノートパソコンにインストールしました。ほかの環境ではどうなるかわかりませんがデスクトップを使う人に近いです。ポーテジュDynaBook SS 6000というマシンにインストールしました。オプションとしてネットワークドックを持っているのでそれを利用しました。スペックを簡単に説明するとCD-ROM,10/100Base-T,FDD,USB,その他コネクタが付いています。ですから、ノートパソコンというよりデスクトップに近い装備をしています。

 ノートパソコンにはPCカードのスロットがついていると思います。それをまず、設定します。Linuxで利用しない場合はもちろんいりません。私の場合は、Windows98起動、東芝ユーティリティ->HWセットアップ->PCカード->コントローラモードをPCICコンパチブルを選択して再起動します。このモードにしないと使えないみたいです。そのほかの方法としてBIOSをいじくります。WindowsでBIOSを設定するかしないかの違いですけどWindowsの入っていないSS6000の場合です。東芝のノートはたぶん起動時にESCキーを押しながらたちあげるとBIOSの設定画面になります。
インストール用起動
 最近のパソコンはCD起動ができるようになっています。そういう幸せな人はCDを入れて起動しましょう。CD起動できるのに仕方がわからない人はFD起動を選びましょう。そのほうが早いです。私はCD起動できるものだったのですがFTP版で出来なかった(なんでだろう)のでFD起動にしました。悩んでもあっさり片付かないし、その犠牲の時間に見合うメリットが無ければやらないほうが良いです。ここでなんですが、Linuxだって遊びの場合は慎重に遊んだほうがいいです。

 起動したらさくさっくっと進んでいきます。途中PCMCIAサポートがありますがここでは「いいえ」を選択して進みます。つまりPCカードのCD-ROMインストールは知りません。なぜここで選択しないかは起動しなくなるからです。インストールが終わった後で設定して使えるようにします。
インストール開始
 追加モジュールディスクも私は使わないので(どうせ後で設定できると思うので)入れませんでした。

 FDISKでは容量のある人は分割して使いましょう。私は2G弱しか開いていないので128Mをswap、残りを/に設定しました(swapは少なくてもOK)。/homeなんかは別にしたいのですがインストールするのに1.2Gくらい容量を食うので(私のWindows98は1.1G、LinuxのほうがExcelとか無いのに容量が大きい)こまかい分割はやめました。

 インストールタイプは開発ワークステーションを選択しました。なれている人は直接選択が良いと思います。開発ワークステーションでは1.2G近くになってしまいます。私は全然TurboLinuxに慣れていないのでこれを仕方なく選択。後でいらないものはアンインストールしようと思います。
 LILOはマスターブートレコードにインストールしました。私はマスターブートレコードにインストールして失敗したことが無いので(LILOは私のマシン達には合っていた)なんの心配も無くインストール。なぜか起動しない場合があるそうだがそんなことは分からない。私はSlackwareのときからちょくちょくインストールしてきてそんなことは無かった。そのため起動ディスクも作らない。

 再起動後さらにインストールを進める。マウスは2つしかボタンが無いので3ボタンエミューションを使う。

 NeoMagicのビデオカードの自動認識には失敗をする。アップデートされたものがダウンロードできるようだが手動で問題が無いのでそれで設定する。

 ディスプレイはカスタムディスプレイで適当に設定する。分からない場合は周波数を低く設定する。私もノートの細かいことが分からないので周波数は低く設定した。デスクトップの場合は説明書を読めばわかると思う。しくじるとディスプレイが壊れるのでここは注意。テストでちゃんと映るまでじっくり設定をしよう。

 途中のフォント設定で100DPIで設定したら大きすぎた。800x600の画面でこの設定では私には大きくて邪魔に感じた(このへんはもう好みの問題)。あとで設定の変更をしなくては。

 ログイン方法はグラフィカルログインにする。

 起動サービス設定ではPCMCIAは設定しない。
インストール成功
 私のノートパソコンはそれなりに(1998年夏発売)古くなり問題なくインストール成功しました。失敗した人はすぐにほかの情報を探しましょう。それか、しっかりサポートされたハードウェアに変更しましょう。仕事の人はがんばってください。趣味な人は得るものは得てください。


kiaro 2000年5月
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