Plamo1.4.4 samba-2.0.7-ja-0.991.tar.bz2にバージョンアップ |
■ バージョンアップにあたって |
現在私が使っているSambaのバージョンはベータ版です。ですから何かの不具合がある可能性があります。それを意識して使ってください。また、ベータ版の場合、バージョンの新しいものが良かったり悪かったりします。ですから、こまめにホームページをチェックしましょう。 なぜ、バージョンアップするのかといえば私は気が向いたからです。気が向いてホームページに行ったら細かいバージョンがあがっていたので入れ替えてみようと思っただけです。 |
■ 準備いろいろ |
前にdhcpのときヘッダが無いってエラーが出てコンパイルできませんでした。また、今回Sambaのconfigureを走らせるとエラーでとまってしまいました。そこで同じディレクトリにあるconfig.logというのを見てみるとどうも同じようにヘッダファイルが無いみたいでエラーになっています。 ここで気がついたのですが、前にglibc2.tgzというのをインストールして消しました。これには全然触れてませんでしたがこれがどうも原因かなと考えました。で、容量を食うし、自分にはメリットがないと判断してglibc2.tgzをアンインストールしました。以前はこれでヘッダファイルがなくなってしまったのかと思いPlamoのCDからd1/libc.tgzをインストールしてみたりしましたがだめでした。MLを読んでいて、はっと気がついたのですが、カーネルの再構築をするファイルがずらずらっとできる?(これはリンク)ようでこれが足りないと思ったのです。たぶん、上記のことをしているうちに消えてしまったのでしょう。(実際は/usr/src/linuxのディレクトリを消したのが原因)で、カーネルの再構築をして、Sambaのconfigureを動かしたら問題なく設定できました。 カーネルの再構築を私は全部してしまいましたが、これをしなくてもファイルを作ることはできるはずです。MLには確か書いてありましたが、私には関係ないやって消してしまってやり方がわかりません。 Plamo Linuxのホームページから過去のMLの検索をして分かりました。結構でてくるものでこれではまっているいる人も何人かいるようです。 cd /usr/src/linux make symlinks これで大丈夫です。ただし、シンボリックリンクが/usr/src/linux/include以下に張られているようなので/usr/src/linuxのディレクトリを消したのがまずかったようです。これで安心して?使えます。 |
■ Sambaのインストール |
日本Sambaユーザ会にいって1番新しいバージョンsamba-2.0.7-ja-0.991.tar.bz2をダウンロードしてきます。これを見るとそろそろベータ版ではなくなるかもしれません。 ps axでプロセスを見てsambaのプロセスを止めます。 (省略) 81 ? S 0:00 /usr/local/samba/bin/smbd -D 83 ? S 0:00 /usr/local/samba/bin/nmbd -D (省略) 103 ? S 0:00 /usr/local/samba/bin/smbd -D (省略) kill 81 83 103 もちろんこのときwindowsなどからファイルを転送していたりしていたらダメです。ほかにもsmbdが立ち上がっていたらkillしてください。 そうしたらあとは手順は同じでダウンロードしたファイルを展開しそのなかのsourceのディレクトリに移ったら ./configure --with-i18n-swat make make install これで完了です。この場合はすべてrootで行ってかまいません。また、configureのオプションですが、これは日本語のswatを設定しています。何もオプションがないと英語のswatをインストールしてしまいます。前回は英語だったので今回は日本語のをインストールします。また、設定ファイルsmb.confは上書きされませんでした。一応、設定ファイルのバックアップを取って行ったのですが必要無いみたいです。心配な人は取りましょう。 Sambaの起動は /etc/rc.d/rc.samba とすると起動します。psコマンドで起動したか確認できます。また、以前のファイルは*.oldのようなファイルで残っています。新しいバージョンで問題がなければ消してしまいます。これでバージョンアップは終了です。 |
kiaro 2000年6月 |
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