Plamo1.4.4,kernelの再構築 |
■ kernelのソースとpatchの入手、当て方 |
/usr/src/linux/にソースがインストールされている。ここはもう私の憶測です。/usr/src/linux/Patchというディレクトリにmemo.txtが入っているので読んでください。この中に入っているパッチを当てているみたいです。そのため、カーネルのバージョンアップはすぐに出来ません。CDのcontrib/Kernelに入っているカーネルを持ってきて/usr/srcで展開します。拡張子がbz2なんですね。戸惑っちゃいました。 bzip2 -d linux-2.0.36.tar.bz2 tar xvf linux-2.0.36.tar で展開します。このときlinuxというディレクトリに展開されます。そして、カーネルのパッチは日本のLinux情報からたどって入手します。/usr/src/にパッチをコピーして bzip2 -dc patch-2.0.37.bz2 | patch -p0 patch-2.0.37をあてている bzip2 -dc patch-2.0.38.bz2 | patch -p0 patch-2.0.38をあてている これでカーネルは2.0.38になりました。最初にインストールされていたカーネルにはmountするさいにファイルを日本語で表示できるパッチとDVDみたいなドライバのパッチが当ててあるようです。日本語表示はカーネルを探すときに見つかります。ここで落としたファイルをbzip2で展開しようとするのですができませんでした(説明通りにやってるんだけどなぁ?)。特に日本語を必要としないのでパッチは当てません。必要ならがんばって当てるかPlamo2.0にしましょう。 これで再構築したら日本語は/301/322/のように表示されるようになってしまいました(前は???の表示だった)。Linuxから日本語表記のファイルは使わないので気にしてません。 |
■ カーネルの再構築、モジュール |
Xの設定をしましたが、メニューで再構築してみようと思います。 cd /usr/src/linux make menuconfig とするとメニュー画面が起動します。そこで選択して後は同じです。SambafsやNFSを利用する人は、このときfilesystemの項目のSambafsとNFS([y]NFSfsのみ、[n]Rootfs on NFSはNFS経由でディスクを/にできるそうです。help参照)を選択する必要があります。SambafsはLinuxからWindowsをマウントしたい場合に選択します。私は面白そうなのでyとしています([y]SMBfs,[y]SMB Win95 bug work-around)。でも利用しないかも・・・(windows98からデータを流しこむだけだから・・・)だったらなしでいいじゃん、ってもう一回再構築するのが面倒だ。nの場合はLinuxからwindowsの資源が利用できないだけであってSambaを使ってファイルサーバ(windows98からLinuxに対しての場合)として利用できます。必要に応じてなんでしょうこのへんも。 make dep; make clean make zlilo make modules; make modules_install で終了します。このへんは、TurboLinuxと近いのでそちらも読んでみてください。 |
■ カーネル2.0.36の再構築 |
パッチを当てないでそのままインストールされているものを使ってみます。このとき、日本語のファイルを扱うパッチがあたっています。xconfigで行ったのですがうまくiso9660などが選択できなくて困りました。もしかしたらこれはFAQがあるのかもしれません。menuconfigで行ってないのでしりません。だめだこりゃって思ってパッチを当ててしまいました。この日本語パッチのことを知りたいのであれば、日本のLinux情報のカーネルのところにリンクがあります。読んでみてください。 |
kiaro 2000年5月 |
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