Linux特有ではないがコマンドを知る

 細かいところはmanで調べてください。オプションなどがOSによって微妙に違うらしいので同じ動作をしないからって怒らないでください。基本はコマンドを知ったらmanを読んで詳しく動作を理解するようにしましょう。まずはコマンドを知らなければmanで見ることも出来ないのでざっと書いていきます。
 
ディレクトリの容量 du
 このディレクトリの容量はいくらだ?って時に使います。dfはディスクを対象としているのでちょっと違います。
du ディレクトリ 指定したディレクトリの総容量を調べる(すべてのサブディレクトリの容量も表示)
du -s ディレクトリ 指定したディレクトリの総容量を調べる(サブディレクトリは表示されない)
du /home
このあと/home以下にあるディレクトリの容量を示していく。最後に
3592 /home

と表示される。単位はkバイト、つまり3.592Mバイトの容量があるということ。全部出るのは、うざいというときには-sを付ける。
 
ファイルやディレクトリを消す rm
 ファイルや中身が入ったディレクトリを消す。
rm ファイル 指定したファイルを消す。本当に消すのかと確認がある
rm -rf ディレクトリ(ファイル) 有無をも言わさず指定したディレクトリ(ファイル)を消す。確認無し
rm core 次の行に確認がありyとするとcoreというファイルが消される
rm -rf / とすると/以下のファイル、ディレクトリ全部が消える。間違ってもrootで実行させたくないフレーズである。
 
.bz2ファイルを解凍する bzip2
 bzipを使って圧縮してあるファイルを解凍する。
bzip2 -z ファイル ファイルを圧縮する。ファイル名.bz2というのができる。
bzip2 -d ファイル.bz2 ファイル.bz2を解凍する。
bzip2 -d files.bz2 これで解凍してfilesというファイルができる。
 
rootになる su
 ユーザのコマンドラインからrootになる。
su このあとパスワードを聞かれ、認証されるとrootになる
su - 上と同じだがrootのパスが通る
su
Password:
これでrootになれる。rootのパスを必要とするならば-を付ける。使い分けが必要。


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