あっさりと実行ファイルが出来るはずである。しかし実行してみると メニューがない。これはリソースがないためである。 実行ファイルにリソースをバインドするために以下のような Makefile を作成する。
----[makefile]----
CFLAGS= -c
.cpp.obj:
bcc32 -c -W $<
.rc.res:
brc32 -r -32 $<
#
test2a.exe: test2a.obj test2a.res
ilink32 -aa test2a.obj c0w32.obj,test2a.exe,, import32.lib cw32.lib,,test2a.res
今度はリソースも結合された実行ファイルが作成される。
LCC が生成したソースの内、test2a.rc の <windows.h> のインクルードは
コメントアウトしてある。またリンクオプションで -aa を付けないと、
実行時に DOS 窓が開くという、副作用がある。
プログラムの各行の意味については Petzold 本を参照して下さい。
またアイコンやカーソルの編集ツールとして LCC の iedit.exe がある。 また私の作成した Kedit で作成することも可能である。
以上でウインドウズプログラムの作成についての説明を終わる。