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ログハウスで迎えた2000年 (2000.1

2000年1月1日(土)午前6時50分。雑木林の東側から初日の出が昇る。すがすがしい朝。永住するためのログハウスを計画してから、あしかけ3年が流れた。予定どおり2000年のお正月を新居で迎えることができた。
僕らのカントリーライフの本格的な始まり。 地球温暖化の影響か、那須地方の年々暖かく雪もずいぶん少なくなっているそうだ。でも都会暮しのなまった身体にはけっこうこたえる寒さではある。庭には2週間ほど前に降った雪がまだ残っている。

左は大晦日の昼食。まだ食器もまともに揃っていないので、近くのコンビニで買ったアルミ容器入りの「鍋焼うどん」。角ログで作ったガーデンテーブルで、ちょっと冷たい風に吹かれながらの「いただきます!」。あったかい鍋焼うどんがうれしい!ビールの味もまた格別 です。
土地を造成したとき伐採した雑木をチェーンソーで40〜45cm程度に玉 切りにする。太いものはアックスで割る。出来た薪は雨が当たらないようにベランダの下に積み上げる。これが正月元旦にやった仕事始め。すがmamaと二人で黙々とこなす。200坪の土地にあった雑木の量 は半端ではない。 とりあえず、薪に適したクヌギやミズナラなどの雑木をやっつけるが、斬っても斬ってもまるでへらない。しかし、こんなに働いた元旦ははじめてだ。足腰ガタガタ。
チェーンソーはハスクバーナ45。ちょっと重いが使い勝手は良い!
キッチンはmamaの係り。ベルテクノ製の赤いキャビネットのシステムキッチン。タイルは黒。柔らかいログの色にぴったり!と自画自賛。僕も設置されるまではどうなることか心配だったがこれほどログに合うとは思わなかった。
左の手前はログで作ったガーデンテーブル。まだ家具がないのでベランダから持ち込んだ。わりとさまになっている。右の写 真の左はまだ完成していない冷蔵庫。システムキッチンの一部ととしてベルテクノに発注するとけっこうな金額になる。 ということで、本体は安売りのKJ電気にカタログ発注をして、パネルはベルテクノに頼んだ。施工はもちろん自分である。

薪割りをする理由は薪ストーブがあるからだ。コンソリーデッド・ダッチウエスト社製のFA405[Seneca]。米国ニューイングランド地方、カナダとの国境に近いバーモント州生まれだ。[Seneca]のホーロー仕様の赤はすでに生産中止になっている。ログハウスにはやっぱり薪スト−ヴが似合う。

これひとつですべての暖房をまかなっているので薪は不可欠だ。

薪は少なくとも1年以上は乾燥させなくては使い物にならない。それで、元旦早々の重労働になるわけだが、それもカントリーライフの良いところといってしまえばそれまで。それにしてもシニアの身体にはこたえる。薪ストーブの優しい暖かさにはか得難いし、薪割りが楽しみといば楽しみなのだが、4.5kmチェーンソーの上げ下ろしははハードである。

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