親父はベイス弾きで
お袋エンジニア
ぼくは曇り空の朝
音楽を耳に産まれた
人呼んでBaby Driver
ゴムハダシのまま
すぐに飛び出すよ
認可はまだ
きみの調子はどう
すっ飛ばせ
認可なしさ
きみの調子はどう
親父は潜水士で
お袋海軍
ぼくも鉄砲を手に
したけど軍には行かない
我が名はBaby Driver
ゴムハダシのまま
すぐに飛び出すよ
何だったっけ
きみの調子はどう
すっ飛ばせ
何だったっけ
きみの調子はどう
親父は大成功
お袋高給
今は誰も居ないよ
ぼくの部屋へ来て遊ぼう
豚のケツじゃないよ
きみのケツだよん
すぐに飛び出すよ
何だったっけ
きみの調子はどう
すっ飛ばせ
何だったっけ
きみの調子はどう
学校で詰め込まれた屑で
よくダメにされなかったなあ
教養の無いのは認めるけど
落書きくらいは読める
コダクローム
鮮やかな良い色
夏の日の彩り
世界中に光あふれ満ちてる
ぼくのニコンで
撮るのが好きさ
それからこのコダクロームで
昔つきあってた女の子の
写真を並べても
何も掻き立てられなかったな
モノクロじゃ物足りない
コダクローム
鮮やかな良い色
夏の日の彩り
世界中に光あふれ満ちてる
ぼくのニコンで
撮るのが好きさ
それからこのコダクロームで
取り上げないでコダクロームを
取り上げないでコダクロームを
取り上げないでコダクローム
取り上げないでコダクローム
取り上げないでコダクローム,母さん
ぼかぁ一文無し
無口だけれど
反抗心って奴も
ぶつぶつ言って台無しにした
冗談だろ
みんな良いことばっかり聞いて
すぐ知らんぷり
ウチを飛び出した頃は
ただのガキだった
知り合いもなく
駅舎の静けさに震えてた
もうダメ
ボロを着てる人人の住むような
彼らだけの町に行こう
嘘だ,嘘ばっかりだ
嘘だ,嘘つきばっかりなんだ
バイト代ばかり気にしてたけど
仕事は無く
愛想いいのは売笑婦だけ
でもまぁ
ひどく寂しいときなんかけっこう
慰めてもらえるからなあ
時の流れが渦を巻いている
若い頃よりも
でもそんな歳でもないんだ
それはよくある話で変わり果てたようでも
何も変わらない,誰でも
嘘だ,嘘ばっかりだ
嘘だ,嘘つきばっかりなんだ
冬物を広げてたら
帰りたくなっちゃった
都会の風は冷たすぎるよー
帰ろう帰れば
草リングのボクサ
日銭を稼ぐ
思い出されるのは
打ちのめされたグラヴの連打だ
怒りと恥辱
もう厭だ,もう厭だ
でもとどまるんだ
嘘だ,嘘ばっかりだ
嘘だ,嘘つきばっかりなんだ
嘘つきなんだ
嘘だ,嘘つきばっかりなんだ
嘘つきなんだ
嘘だ,嘘つきばっかりなんだ