神奈川月記9709

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いろいろと欲しい物とて数あれど,焦眉の急を告げるほどのこともない。ちょっと列挙してみよう(いま思いついた順)。

  1. 塩水アクアリウム(できればタツノオトシゴ) 全部で100k円?
  2. エアコン(節電インヴァータ式) 180k円くらい
  3. ハンディ掃除機(ごみパックが使い捨ての奴) 8k円くらい
  4. MDデッキ(MD-10, TEAC) 95k円
  5. 机と椅子(PC用) 40k円?
  6. AVプリアンプ(SB-V3000, Sony) 95k円
  7. レーザ プリンタ(LaserJet 6L, Hewlett-Packerd) 69k円
  8. ワイヤレス キイボウド/マウス 10k円くらい
  9. ノウトPC(i486DX4程度) 60k円目標
  10. 学習型リモコン(エアコンでも何でも手持ちの赤外線パルスを憶えてくれる奴, Victor?) 10k円
  11. ルータ(MN128-SOHO/DSU, B.U.G) 70k円?
  12. バスタオル

くだらなくなって来た。
1.のアクアリウムはこないだ東急ハンズで熱帯魚セットを見ちゃって火が点いたん。水族で火が点くとはこれ如何に。でもまぁこれは放っとけば冷める類の衝動だ。
11.のルータなんか買ったらISDNにしないとしょーがないのでちょっと面倒くさい。ISDNは本当に買いか。ウチでは未だに14kbpsのモデムでアクセスしているが,そんなに不便には思わんぞ。重いwebはすぐ[中止]しちゃうし欲しいオンラインソフトも大抵は雑誌の付録になるしな。
リストアップしてみると数年来おりに触れ欲しいなあと思いつつ見送ってきた物物が顔を出す。でもまぁ今おんと〜に欲しいのはペプシマンワッチだったりしち。


こりゃ参ったね。直ってきたばかりのVCR・EDV-7000であるが,また壊れた。ぎゃっ,年に2回とは酷い。約束が違うではないか(誰としたんだ)。
今度は走行系の不具合である。と言うか丸っきり動かない。居留守録画しておいたのを巻き戻している最中にフィヨヨヨヨヨンとクイズの失格者みたいな音がして止まってしまい,これを最期に再生・早送・巻戻・どのボタンにも反応しなくなったのである。
電源を入れなおせば正気に戻るかと思い──この辺りPCとの付き合い方がフィードバックされているね──パワスイッチのON/OFFからコンセントの抜き差しまで試みたがダメ。諦めてEJECTボタンを押したら,排出の途中でカセットが擱坐しやがった。きっとテイプのロウディングがおかしくて,走行系に制御が渡らなかったんだな。しかしロウディング機構は2年前の修理でまるごと交換されたばっかりだ。ここの故障なら早すぎるんじゃないの。
最近はもう使ってる最中にどんどん壊れていくなあ。ソニーSSへ持ち込むと前回と違う係員が,これ直したばかりですねえなどと恐縮する始末。これはもう本当にアウトかな。代替品調達計画の策定に本腰を入れねば。
それにしても何ですよ,擱坐したカセットにはWoWoWでやった映画が未見で入っているのだ。これがR指定の奴なんよね。きゃー。
気のせいか見るたびに機種が減っているような気がするが──気のせいじゃねだろ──97年6月のカタログに拠ればEDベータ機は1種・非EDが2機種になってしまっている。何だい,たった3機種かい。とは言い条おなじ紙上で8mmは4機(皆Hi8)・VHSが7機(内S-VHS2機)である。相対的にさほど冷遇されているわけではない。おもしろいのはHi8/VHSのダブルデッキが5機もあることで──単体VHSにはソニーらしい力の入り方が見られない──ハンディムーヴィを一応8mmで制したもののデッキでは依然VHSに雌伏している様子が見て取れる。尤もVCRという製品自体にソニーの基本特許がばんばん入っているからどのメイカのどの方式でも売れればそれなりに儲かるんだけどね。
さて7000番が再起不能だった場合はどうするか。

  1. EDV-9000を買う(EDの継続,これがベストだが27万円)
  2. SL-200Dを買う(HiBandベータで安いが編集は今一,EDは廃棄)
  3. EV-NS7000を買う(Hi8で高精度編集可能,EDは廃棄)
  4. MPEGボウドと5GBのHDを買う(PC上で編集/VCRに書き戻し・画質未知数)
  5. 録再DVDの登場を待ってひたすら録り溜めしておく

どうしよう。
VCRを買い足すにしても同期編集機能の都合でソニーに縛られるんよね,譬えベータでなくてもね。
a.以外は結局EDベータを止めてしまうわけで,手持ちのEDカセットとそれに封入したコンテンツはパーになる。これを救うのに20数万を費やして9000番を購ったところで延命は4・5年だろう。と言ってここで8mmを入れてしまえば後後までHi8デッキを残さねばならない。それが一番こまるのだ。ベータと8mmのダブルデッキがあればなあ。とどのつまりはb.が現実的なんだろうな。
今度は部品が無いなどということもなく2週間ほどで戻ってきた。まずはやれやれ。どうやらカセットを回す駆動系そのものの不良のようで,直流モータがひとつ・電解コンデンサがみっつも交換されている。でもって今回は修理代・部品代ともに無料であった。おおぅ太っ腹。ひと月の内に再度修理ということで,前回仕上げの点検不足と判じたのかもしれない。
タダにしてくれたのでおれも誉めるが,ソニーのアフタケア度は高いと思うよ。すぐ壊れるなんて悪口をよく聞くけれど──おれも言うけれど──ごめーん・すぐ直すからさぁという感じで,法-人格が根っから技術者体質なのだな。あんまり誉めたことにはならんか。
とにもかくにも直ったから上記a.〜e.は無期延期。しかし次にa.やb.を選択肢に挙げられるかどうかはソニのみぞ知るだよなー。


MDにせよDVDにせよ何か機械を入れるとしたらラックを増設しないといけない。ウチのラックは21mm厚のサブロク定尺ベニアから切り出して作ったお手製で,内法が500×450×225mm^3のが4台ある。それぞれアンプ・VCR2機・CD/LDプレイヤとBSチューナ・FM/AMチューナとカセットデッキが鎮座ましましており,天板にはアナログプレイヤ(これも自家製)が安置たてまつられている。実のところWoWoWのデコーダとMDプレイヤとが食み出しており,とっくに定員オウヴァなのだった。
21mm厚を採ったのは堅牢さと質量に因る不要振動の少なさを狙うためである。これを作ったのがかれこれ7・8年前,今となっては21mmへの執着も無いんでもう少し軽い(安い)18mmで良いかなと──堕したな──思っている。今のアンプ(NECのA-10)が壊れたらスピーカマトリクスを諦めてAC-3対応の5chアンプに換え,その際スピーカも作りなおすからついでにラックもと考えてたのね。
うーん,ラックだけ単独かあ。スピーカも作っちゃうかなあ。

1997年9月15日


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おんと〜に
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サブロク定尺ベニア
 畳1畳分の広大なベニア板である。若干の切り白を見て900×1800mm^2は採れる。何でサブロクかっつうと即ち3×6尺^2だから。

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スピーカ マトリクスを諦めて
 最近のアンプはヴァランス出力のが多くて,左右スピーカのアースを共通に落とすマトリクスには使えないのだ。どのアンプがアンヴァランスなんだかよう判らんのよ。

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written by nii. n