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オスロの美術館、博物館
Museum in Oslo

 都会での楽しみはMuseum。子供連れではコンサートに全く行けなくなり、ここオスロでも「Terje Lypdal本日出演」なんていう町中の張り紙を泣く泣く見送ったけれど(この人は日本に来てくれるのでしょうか)Museumなら大丈夫。美術館でもない、博物館でもない、やはりMuseumというべきものがこの町の魅力。特にFolkmuseumが楽しいのです。


野外博物館 Norsk Folkemuseum   59 54 11.87N,10 40 44.88E

 こういう野外博物館としてはストックホルムのスカンセンが有名ですし、両方比べればエンターテイメントもあるあちらに軍配が上がってしまいますが、ここはノルウェーらしい質実さも感じられ、1日ゆったり回るのに十分な規模を持っています。古民家、教会から、中世、近代のたてものまで、ガソリンスタンドや郵便局まであるの知らなかった。

 ここの夏の催しとして、「ノルウェーの夜」というものをやっているというのを見つけ、参加することにしました。いつもは6時で閉まるけど、8時まで開いている夏の間だけのものです。5時に入り口に集合。ガイドツアーでいくつかの民家や農家、教会の内部まで案内してくれ、最後に村の集会所でミュージックアンドダンスのショーを満喫するという趣向でした。英語の説明が半分も解らなかったけれど、ここでも修復したスターヴチャーチ(ゴルからの移築だそうで、内陣の壁画がしっかりと残っている)や、田舎の名主の家など、興味深いものが沢山あります。
 このツアーが7時半で終わる所、結局45分までかかってしまい、残り15分で園内を駆け抜け、本日最後の退園者になってしまいました。足は市庁舎前からのボート、若しくはぐるっと回る路線バスの両方があります。ボートは楽しいのだけれど、降りてからたっぷり10分は歩きます。帰りはボートは既に終了しているので、入り口目の前のバス停からツアーに参加した人たちと一緒に路線バスで戻ってきました。
 しかしnightと銘打っても、太陽がさんさんと照っているというのは、やはり変ですね。

ノーウェージャンナイトガイド嬢。教会の入り口の前ですが、このレリーフがまた凄い。
ゴルから移築したスターヴチャーチ。外観は7割方修復したとか。内陣はかなり残っています。
「ノルウェーの夜」ミュージックアンドダンスショー。ダンスも楽しいけど、女性、男性それぞれのアカペラも民族色たっぷりで好きでした。
近代建築エリア。もう誰もいなくなってしまった。もっとゆっくり見たかったのに。

 ムンク美術館(Munchmuseum) 59 54 58.79N,10 46 22.89E

 こちらも何となく奇麗になっている。日本企業のドネーションも受けての増築が成されています。昔は中で一杯写真が撮れたのですが、ちょっとそれが出来なくなったしまいました。その代わり多くの作品が展示されています。有名な叫びをパロディにした漫画、イラストまで一同に集めたりしているお茶目な所もあります。また新館地下には彼の足跡を辿った展示もあり、複雑な(?)人生を窺い知ることも出来ます。行きは時間が惜しくてタクシーで直行、帰りはのんびりと地下鉄で帰ってきました。4人いるとあんまり料金変わりありません。


エントランス部分。朝からの大雨が上がって清々しい青空になってきた。 これは1974年に来た時に撮ったミュージアム内。人の服装が70年代してる?
ホテル 美術館

ベルゲン

ソグネフィヨルド スターヴチャーチ オスロ