大伴宿禰三中
おおとものすくねみなか
- 生没年 未詳
- 系譜など 未詳。
- 略伝 天平元年(729)、摂津国の班田史生丈部龍麻呂が自殺した時、長短歌を詠む(03/0443〜0445)。この時「判官」とある。天平八年(736)二月、遣新羅副使に任命される。同年秋頃出航し、対馬の竹敷浦で心緒を述べた歌二首を詠む(15/3701・3707)。翌年一月、帰朝し、三月、拝朝。天平十二年(740)一月、外従五位下。翌年八月、刑部少輔兼大判事。十五年(743)六月、兵部少輔。翌年九月、山陽道巡察使。十七年(745)六月、大宰少弐。十八年四月、長門守。同月、従五位下。翌年三月、刑部大判事。
関連サイト:大伴三中の歌(やまとうた)
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