宝山風味楼

沓燉排骨土豆芸豆(左)、蘿蔔干炒臘肉(右)


泊まったホテルのすぐとなりだったので朝2回、夜1回合計3回食事をいたしました。 朝は廣東風飲茶、料理は東北菜と湘菜(湖南料理)を出してくれます。

しかしここの料理は不思議な味ですね。 キッチュな味とでもいうのか美味しいというのはなぜかはばかられるのですが不思議な魅力を持っています。 糯米焼売なども燻製の香りがしておやっと思っているとまた凄いお味が口の中に広がります。 なんと強烈な味の山椒が入っているのですね。 本場揚州の人が食べたら怒り出すかもしれませんがこれはこれで充分に楽しめました。

そんな中でも特に成功しているのは沓燉排骨土豆芸豆(沓は別の字かもしれません。芸豆はインゲンのことのようです。)でしょうか。 臘肉は本物ではなく中国版の洋風ベーコンですが時間をかけて燉した排骨と土豆(ジャガイモ)の味とこのまがい物の臘肉との相性悪くないです。

さてお値段のほうですが朝の飲茶はポーレイ茶と蒸籠またはお粥4品で20元ちょっとです。 烏龍茶は壷20元ですがポーレイ、緑茶、ジャスミンなどはみな3元とのこと。 最初烏龍を注文したところここの小姐が親切に教えてくれました。 なお、沓燉排骨土豆芸豆は28元、蘿蔔干炒臘肉は30元です。


左から苦瓜、餃子風万頭、毛肚


糯米焼売


皮蛋痩肉粥(右)と左から時計回りに黄瓜、猪脚、肉の海苔巻もどき



基礎データ
住所北京市宣武区西経路(天橋賓館を出て左隣)
電話01-6315-3388(EX806)
営業時間24時間営業
お勧め料理沓(?)燉排骨土豆芸豆など
取材日時2000年4月29日、30日、5月4日




燕京美食指南へ戻る