HOMEカナダバンクーバービクトリアバンフレイクルイーズトロントナイアガラオタワ旅行記おみやげ

 

観光情報
行き方
ホテル情報
宿泊情報
食事・SHOP情報
観光リンク集

旅行記

6月16日準備記!

到着!
サイクリング
スタンレーパーク
グランビルアイランド
ロブソン・ガスタウン
スタンレーパーク2
グラウスマウンテン
キャピラノ橋
 ↓
ビクトリア
 ↓
再びバンクーバー
今日も雨
スタンレー2周
旅行グッズ
カナダのワイン

カナダのお土産
  アンケート!

* 旅行記 バンクーバー7日目 *


晴れたら絶対行きましょう!
■グラウス・マウンテン
97.09.24


今日も天気が良い!こんな天気の良い日にグラウス・マウンテンに行かずしてどこへ行く?と、今日の予定はグラウス・マウンテンに決定。日課になる散歩をやめて、早々と出発の用意をしました。

バスに乗ってシーバスの駅があるウォーター・フロント駅に着く。バンクーバーではバスもシーバスも共通の券が使えるので、シーバスに乗る場合、改札口で券を見せるだけで通れます。(90分間は1枚の乗車券で乗り換え自由です。だから交通費は1ドル25セント!安い!)シーバスには自転車のまま入れるらしく、自転車を引く人も一緒に入ってきました。

改札口を通って待合い室らしきところへ行くと、甘い声で歌う青年がいました。ギターを弾きながらジャズを歌っている。こういう人を大道芸人というのでしょうか? シーバスを待つ人が増えていく中で、1曲を歌い終え、リクエストがないか訊ねてきました。しかし、誰も反応なし。そこで彼は 〜I'm in Heaven〜と、有名なジャズ・スタンダードの曲を歌い始めました。(「チーク・トゥ・チーク(Cheek To Cheek)」)クラクラするくらい甘い声で歌う彼の声に、思わず踊り始める人まで出始めました。「うわー!」こんなところで、こんな幸せな時間があって良いのだろうか。待ち時間が、歌に酔う至福の時間に変わってしまいました。

歌い終えると一斉にみんなから拍手があがる。彼がリクエストを訊いた時は無表情だったのが、みんな笑顔に変わっていました。残念なことにもうシーバスが入ってきて、もう1曲彼の歌が聴けなかった。しかし、ちゃんとコインをギターケースの中に入れてきました。他の人も彼の肩をポンとたたいて、何か一言いっていました。楽しいひとときをくれた彼に幸運を!

シーバスは快適で、大きい窓がたくさんあり中は明るく、外を眺めるのも楽。12分でロンズデール・キー駅に着きます。駅に着くと目の前にバス停があります。グラウス・マウンテンに行くには、NO.236に乗れば良いです。(ここでも、乗車券を見せるだけ済む。)どんどん上へ行くバスは、途中にキャピラノのバス停を通りますが、ここは後回しにしてともかく上へ行きました。そしてグラウス・マウンテンのバス停に着く。まず、上へ行くためにもスカイライドというロープウェーに乗らなければなりません。切符を買うために並んでいると、階段の下から歓声とともにダーっと子供の集団が上がってきました。どうやら遠足らしい。子供はどこの世界も変わらないらしく、それぞれ好き勝手に話して笑っている。

スカイライドは赤く大きなロープウェーで、一度に多くの人を乗せて登ります。少し揺れる度に、子供達が歓声をあげる。隣には「こわーい!」と叫ぶ子がいたけれども、その子を放ったらかしに皆、外の風景に魅入っていました。どんどん小さくなっていく乗り場とともに、ふもとの町まで見渡せるようになっていくのだ。

上に着くと、子供達は映画上映があるらしく、集団で建物の中に入っていきました。私たちは、ガイドブックに載っているチェアリフトに乗ってもっと上に登るつもりで外に出ました。少し歩いていくと遠くにそれらしき設備を見つけました。しかし、どうみても、ロープが張ってあるように見えず、何も動いてはいません。何だ、ガッカリだと一度引き返す。しかし、他の人がそのまま歩いていくので、もっと近づいて見ることにすると動いているではないですか、あまりにも小さすぎてロープもリフトのイスも見えなかったらしいです。

チェアリフトは、タダで乗れ2人乗り。わーいと喜んで乗っていたのは最初だけ。どんどん上へ登って行くにつれて、下にある地面がどんどん遠くになっていく。気がつくと、このリフトは結構長く、かなり高い位置にまで来ていました。恐いですよ。不安定にゆらゆら揺れて足はぶらぶら空に浮き、いつの間にか両手はしっかりイスの脇に巻き付いていました。ひえーと心の中で叫んでいると、前に乗っていた友人が「恐いー」と叫んでいました。一緒に乗らなくて良かった。二人してガチガチに固まって降りられなくなっていたかもしれない。高所恐怖症の方は乗るべからず。しかし、外国のご老人方は皆、乗っていましたが。



しかし、恐さを押して行き着いた風景は、素晴らしいの一言です。バンクーバーに行く方は絶対行きましょう。しかも晴れた日に行きましょう。バンクーバーのページで写真を載せましたが、迫力は写真では表現できません。バンクーバーの街が全て見渡せ、地形がジグザグに走っているのが手に取るように分かります。こんな近くで、こんな素晴らしい景色を眺められるバンクーバーの人たちがうらやましい。すぐに降りるのが惜しいほどの景色に、日焼けするのも構わず、ボーと岩場に座って景色を眺めてました。ここは冬場にはスキー場になることから、都会に住みながらスキーをアフター5に楽しめる位置にある。バンクーバーに住む人が改めてうらやましい。

お腹が空いたのでともかく、頂上からおりて、スカイライド乗り場の脇にあるレストランで昼食を取ることになった。レストランはテラスになっているところと、中で食事を楽しみながら外を眺められるところと2カ所あります。座っていればウェートレスさんが来てくれますが、バーのところで頼むこともできます。ここで、またハンバーガーを食べる。映画が上映されているようだったけれども、キャピラノ橋へそろそろ移動することにして、またスカイライドに乗って下へ降りました。

キャピラノ橋については、また次回ということでここで、24日分のパート1は終わりです。素晴らしい場所の説明には1ページでは足りないんです。 次回をよろしく。





TOPに戻る
 

 

HOMEカナダバンクーバービクトリアバンフレイクルイーズトロントナイアガラオタワ旅行記おみやげ

Copyright(C)2005 K.furukawa All rights reserved.