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* 旅行記 バンクーバー6日目 *


走るのは健康に良いし、我慢は健康に良くない!
■スタンレー・パークで馬車
97.09.23


今日は、買ったTシャツと半ズボンをはいて、いざ散歩へ! 
素晴らしい、良いぞ! と、ニコニコしながら競歩で歩く。こんなに気持ちいい朝を迎えられるなんてハッピーだーと呑気に思いました。

イングリッシュベイ 海岸沿いに道があり、散歩が出来る。横たわる芝生もある。


ところで、つい「そこまでやるか!? マラソン用ベビーカー」を見てしまいました。乳母車を改造して子供を乗せて走れるもので、スポーティなベビーカーになっています。ジョギング姿の美しい女性がその改造版乳母車を押して走っているのです。子供は素晴らしい速度で流れる風景を毎日見ているのでしょう。どんな揺れにも動じない、動態視力が発達した子供に成長することでしょう。

さて、今日はスタンレー・パークでサイクリングする予定。当日に何をするのかは前日に決めるか、当日に決めていました。そして、晴天に恵まれた今日は、スタンレー・パークでのんびりしようと決定。ホテルからスタンレーパークへ歩いていきました。しかし、レンタルサイクルの店を見つけられないまま、スタンレー・パークに着いてしまい、店を探すのも面倒なので、公園をまわる馬車ツアーに乗ることになりました。ところがここで、とんでもない失敗をば・・・・。

実は、最初からトイレに行きたくて、馬車ツアーも次回のに乗るつもりでいました。ところが、乗れるから乗ってくれとの指示が・・・・。ウゲゲー。どうしょう? 我慢しろってー? と思いながらしかたなく乗ってしまったのです。のんびりゆったりと楽しめる馬車も、そのうち地獄に変わっていきました。どれくらい時間がかかるのか分からないツアー。どれ程の我慢を強いられるのか戦々恐々としていました。

景色をのんびり眺めているなんてとんでもない。ともかく、このツアーも途中のトーテム・ポール・パークで小時間の観光時間をくれるのを知っていたので、よし!そのうちにーと思っていました。しかし、運命とは過酷です。ジュースを売っている人に聞くと、「トイレはそこの丘を登って、クリケット場があるから、それを越えていくと陸上用のマウンドがあって、そこの建物にある。」と、とても長ーい説明を受けてしまった。「ぬわにー!」と心の中で叫んだのは言うまでもありません。ここを心の拠り所にして我慢してきたのに、観光地なんだからトイレぐらい用意しておけーとも叫ばずにいられない。

(ここから口調が変わります。(笑))
ともかく、このツアーが後どれほど掛かるのか分からない、これ以上我慢もしたくない。しかも、トイレを我慢したところ、との記憶が残るだけの馬車ツアーにしたくない。周りの景色をくつろいで見たいんだよー! と思い、10分くらいだったかな、ガイドさんが言ってたのは・・・よし! と頭の中で計算し始めました。優柔不断なんて言葉は辞書にない!友人に行くことと、もし遅れたときはそのまま行って欲しいと伝え、荷物を預け、ひたすらダッシュしました。たぶん、友人は「何もそこまで・・我慢できないのか?」という顔をしたと思う。しかーし、我慢できない(したくない!)と自分で判断したのだ。

うおー!と走りに走った。すばらしい走りである。走りながらも自画自賛した。こんなに必死に走ったのは中学生以来だ。違う状況だったら、我慢できたかもしれない。しかし、次回の馬車で乗ろうと安心しきってトイレへ向かおうとしていた私は、なんと言えばいいだろう? 張っていた糸(緊張)を一度ゆるませると、また張るには難しいというか何というか本中華。

ともかく、丘を登り、クリケット場をつっきり、陸上用のトラックを見つけ、建物の中へ入る。ここで、予期せぬ事態が起きた。いや逆に、幸運にも良い物を見てしまったと言えばいいのか? トイレ探しに必死な私は、どのドアがトイレなのかと短い廊下を走った。すると、ドアのないロッカー室が目に入った、と同時に、一人の男性が私の方に背中を見せて着替えている姿が・・。別にじっと見ていたわけではないが、(走っていたのだから!)一瞬にして目に焼き付いたのが全裸の後ろ姿。「おおー! いかーん。」とパンツをはく彼の屈む姿を横目に見ながら? 突き当たりのドアをガーと開けて外に出る。(目をそらさないところが私らしいと思います。(笑)) 走っていて一瞬だったはずなのに、その部分だけスローモーションなのはどうしてだろう・・・。

外に出て気づいたけれども、どうやら私は男性用控え棟に入ってしまったらしい。開けたドアの前にまたドアがあって、女性トイレの標識を見つけたからだ。これだーと中に入って、やっとトイレに行き着く。それにしても、あの男性のお尻が忘れられない。ちょっと太ったおじさんの大きいお尻を見てしまったのがいけない。これが若い男性でなくて、がっかり? だ。さあ、これでバッチリ用は済んだと、今度は戻るために走った。またしても、素晴らしい走りだ。誰にも見せたくない自画自賛の走り。そのおかげで、馬車の時間に間にあったのであった。みなさん、馬車に乗るとき、又はトーテム・ポール・パークに行くときは、トイレはないものと覚えておいてください。ああ、なんて素晴らしいアドバイスだ!(笑)

馬車にユウユウと楽しんだあと、IMAXのCNアイマックス・シアターに行くことにしました。しかし、時間が合わないので、のんびりぶらぶらと歩いて次回の時間に合わせることに。バンクーバーの海沿いは、どこも散歩出来るようになっているらしいので、散歩は海沿いへどうぞ。さて、CNアイマックス・シアターの内容は、コズミックトラベルっていう題名だったかな? 宇宙から原子のマクロ・ミクロ世界を大きい画面に映しだした内容だった。英語を聞き分けられると、「おお、勉強になった楽しかったぜ。」という感じですが、他にも日本人がいましたが、彼らに言わせると退屈だったらしいです。「分からんかったなあ」と言い合っていた。理科の授業が嫌いな方はこの番組は見ない方がいいかも。他にも時間によって放映している内容が違うみたいなので、受付に内容を聞いたほうがいいかもしれません。

さあ、今日は、平凡な一日だったな。朝の散歩(競歩)は、運動不足の私にはちょっときつかったらしいです。夕日をそこそこにホテルに戻って、早く寝ました。(もしかして、トイレに走ったのが疲れの原因か?)






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