- 東沢乗越から水晶小屋への登りは、かなり急だった。ミヤマシオガマやウサギギクなどのきれいな花に励まされながら登った。
- 水晶小屋のそばに荷物を置き、水晶岳に往復した。山頂には8人登山者がいた。あいにくのガスで展望は得られなかった。
- 水晶小屋に戻り、荷物を回収して鷲羽岳に向かった。水晶小屋からの下りは前年に通ったことが有るはずだったが、思ったより急な下りに感じた。
- ワリモ岳分岐からは雲ノ平方面からの人が増えた。ザックが多いのは、ここに荷物を置いて水晶岳を往復する人が多いのかと思った。ワリモ岳への登りではミヤマシオガマやイワツメクサが咲いていた。
- ワリモ岳まで登ると、タイミング良く今までかかっていた雲が取れて、きれいな三角の姿をした鷲羽岳が姿を現した。いったん鞍部に下り、急坂を登り返すと鷲羽岳山頂に着いた。山頂には20人程の登山者がいた。振り向くと、ちょうど雲が取れた水晶岳が姿を現した。山頂標識の向こうまで歩いていくと鷲羽池が見えた。しばらくすると周囲にガスがかかり、展望がなくなってしまった。早々に出発することにした。
- 鷲羽岳からの下りは急だった。鞍部近くになるとヨツバシオガマやウラジロタデが咲いていた。ハイマツ帯を進んでいくと三俣山荘に着いた。