- 堂ガ森から石鎚山に登り土小屋に下山した後、岩黒山を登り始めた。最初は普通の山道だった。途中から岩が多くなった。山頂は狭かった。風が強かったので少し下がった樹林帯の登山道上にテントを張った。
- 夜の間に雨が降り出した。朝になっても霧雨が降り続いていた。朝のテントの室温は8度だった。テント内に少し水がたまっていた。ずっしりと重くなったテントをザックにしまって、歩き始めた。
- 岩黒山山頂は、相変わらず風が吹いていた。山頂の先は笹原になっていた。尾根伝いに進んで行くと「横道」と書かれた道標が有り右下を指していた。更に進んで行くと丸滝小屋に着いてしまった。土小屋方面に約7分戻って水場で水を補給した。水場への途中には横道からと思われる道が右上から合流していた。水場付近は太い木が多かった。
- 丸滝小屋から鞍部までは鉄製の桟道が多かった。小鳥が鳴いていた。鞍部にある小さな標識に導かれ筒上山に登り始めた。笹がかぶり気味だった。赤テープが所々に有った。少し雪が残っていた。時々薄日が差した。山頂が近付くと岩が多くなった。
- 筒上山山頂は霧雨だった。広い山頂で祠が有った。三角点は一つ先のピークに有ると思われたが道は通っていなかった。筒上山からの下りは、しばらくの間、笹原だった。
- 手箱越に近付くと急な下りの鎖場が有った。岩は霧雨に濡れ滑りやすかった。足がかりを探しながら鎖場を右に左に移動しながら下った。通過に15分ほどかかった。
- 手箱越からは笹原の多い道だった。相変わらず霧雨だった。アップダウンが多かった。少し遅れ気味だったので、やや早足で歩き、汗を少しかいた。
- 手箱山も広い山頂だった。霧雨で展望は無かった。山頂標識の有るところより手前のピークの方が標高が高そうで、三角点もそちらにあると思われたが、道は付いていなかった。
- 手箱山からの下りは笹原が続いていた。小さな尾根を乗り越えるところで右下に下りる道を見落としてしまい、そのまままっすぐ進んでしまった。四角い岩の有るところで道はなくなっていた。うろうろと道を探し、最後は10分登り返して色あせた赤テープに気付き、正しい道を発見した。30分近くロスした。
- 番所跡手前はブナなどが生えているきれいな森だった。峠から少し新緑の中を下った後、植林帯に入った。水場付近にはサワガニがたくさんいた。登山道にもいて、注意しないと踏んづけそうだった。
- 大滝登山口で間違えて上流側に歩いてしまった。10分近く歩いて間違いに気付き、20分間走って何とかバスに間に合った。