- 有峰口からのバスは、乗る前に荷物の重さの測定があった。10kg以上(14kg)だったので追加料金が必要だった。バスは満席で座れない人が数人出た。
- 折立で登山届けを記入して出発した。最初は樹林帯の登りだった。三角点からは展望が良くなった。ニッコウキスゲやキンコウカの咲く道を登って行った。振り返ると有峰湖が見えた。
- 太郎平小屋から薬師峠のテント場に向かう間で雷鳥の親子を見た。テント場周辺ではチングルマが満開だった。テント場は、最終的に40張り位になった。
- 翌朝は、4:25に起床した。ガスが立ちこめ小雨が降っていた。幸い、出発の頃には晴れてきた。稜線に出てから携帯で天気予報を聞こうとしたが圏外だった。
- 小屋から緩い坂を北ノ俣岳まで登って行った。北ノ俣岳の肩から山頂に行くまでの間は、ハクサンイチゲのお花畑が満開だった。北ノ俣岳からは、これから行く黒部五郎岳が見えた。奥には槍ガ岳が見えていた。
- 鞍部の中俣乗越に着く頃には、ガスが出始めてきた。2578mピークを過ぎると急な登り坂になった。イワギキョウやイワツメクサが咲いていた。
- 黒部五郎岳の肩まで来ると、黒部五郎小舎から往復する人のせいで、急に人が増えた。山頂まで一気に登った。山頂からは、カールの底を歩く人が見えた。回りの山は雲が多くて見えなかった。
- たっぷり山頂で休んだ後、カールの底へ下っていった。カールの底は、シナノキンバイやミヤマキンバイが満開だった。次々現れる花を楽しみながら黒部五郎小舎へ向かった。
- 黒部五郎小舎のテント場に着いたときはまだテントは9張りだけだった。夕方までには15張り位になっていた。