- 三伏峠からの縦走も四日目の後半になった。聖平小屋から上河内岳を目指してシラビソの樹林帯を登って行った。森林限界を越えるとそよ風が吹いていた。トウヤクリンドウが咲いていた。南岳の先ではチングルマやミヤマダイコンソウが咲いていた。
- 上河内の肩に荷物を置いて上河内岳山頂を往復した。山頂からは良い展望が得られた。
- 上河内の肩からは岩尾根の下りだった。竹内門からは尾根の左を少し通る道になった。やがて舟形の底を歩く地形になった。お花畑や草原が有った。振り返ると上河内岳が尖って見えた。
- 白ザレを少し登り返し、分岐から左下へ下ると茶臼小屋に着いた。テント場は満杯だった。小屋の管理人の指示に従って登山道の広がった通路のようなところにテントを張った。テントは合計28張りだった。