- 大塔山から法師山への縦走路は最低鞍部のギャップを越えると、登り下りを繰り返しながら少しずつ標高を上げていった。登山道の右側半分が植林の事が多かった。ツツドリが鳴いていた。
- 994m峰への登りは少し笹ヤブが有った。笹ヤブが終わると994m峰手前のピークで大塔山方面の展望が得られた。この付近はアケボノツツジが多かった。
- 縦走路の分岐点で右からの道を合わせると法師山への最後の登りになった。ブナなどの新緑がきれいだった。
- 法師山山頂は潅木越しに展望が得られた。南側は地面を削り取って電波の反射板が据え付けられていた。快晴でそよ風が吹いていた。
- 法師山山頂から少し来た道を戻り、「百間山」の標識に導かれて左に曲がった。しばらく下っていくと、新緑に包まれたテント場が有った。テントが数張り張れそうな広い場所だった。古くから使われているらしく、ビンの破片などが少し落ちていた。
- 翌朝は3:40に起床した。星空だった。ラーメンの朝食を手早く食べ、懐中電灯をつけて出発した。10分程で明るくなって懐中電灯は不要になった。鳥が盛んに鳴き出した。キツツキの木をたたく音も聞こえていた。
- 1029m峰からの下りでは岩場が有った。岩をへつるところが有り、ザックが重いと反り返りそうな感じがした。三点確保をしながら通過した。岩場付近はツツジ類が多かった。
- 951m峰では、頂上の少し下を巻いたため分岐を見落としてしまい、南側の尾根に入り込んでしまった。標高差100mほど下りてから磁石で確認して気付いたため、45分程ロスした。登り返して頂上に分岐の標識が有るのに気付き舌打ちした。951m峰からの稜線ではアケボノツツジがところどころで咲いていた。
- 百間山は潅木に囲まれていた。潅木の上から法師山が見えた。百間山からは更に稜線を西へ三ツ森を目指して歩いた。