葬儀が終わると、喪主は僧侶にお布施を手渡します。この後、このお布施は何処に行くのでしょうか?
一、僧侶のお寺に入る。
二、葬儀屋の手に渡る。
一は普通ですね。僧侶が自坊に帰った後、ご仏前に供えられます。
問題は二ですね。
俗に「葬式坊主」と呼ばれているのが、この手の僧侶です。葬儀社から葬儀の依頼を貰い、そのお礼にお布施の三割程度を返礼する。それが実態です。また、ある地方では、葬儀社の社員が、僧侶をやっていて、宗派に関係なく、お勤めをしている実態があるそうです。こうした僧侶が全て悪質かどうかは、実際に出会ってみなければ解りませんが、ただ、喪主が差し上げたお布施が、このような使い道をされているのは、納得できる事なのでしょうか。 (戻る)
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