経緯・仕様
経緯
2009年にAZ−1純正品のフロントガラスである、日本板硝子製のガラスが50枚ほど再生産された。再生産されたフロントガラスの実物については、ここを参照。が、2014年夏に最後の1枚がなくなった上、2013年には日本板硝子が型を廃却していたことが明らかとなり、純正品の再生産は不可能であることが確定した。
こういった状況とは関係なく、いずれは欠品する日が再度訪れることを想定して各種の旧車などでフロントガラスをチェックしていた。下記の写真で、2000GTのレプリカは日本特殊ガラス製が使用され、アルピーヌは藤原工業製が使用されていることが確認できた。その実績を踏まえ、日本特殊ガラス・藤原ガラスなどを尋ねたが、いずれも受注できない(生産できない)との回答を得た。
そんな中、つーやんさんが阪神硝子工業(株)とコンタクトをとり、型を最初からおこして製造するよう段取りをとっていただき、今回のフロントガラス販売へとこぎ着けた。
仕様
・ガラスの仕様:車検対応のJIS規格の合わせガラス(ガラスにマーク入り)
・ガラスの色:グリーン(日本板硝子による再生産品と同じ)
・ガラス周囲のセラミック:ベタ塗りでグラデーション(点々)なし
・ルームミラー付け根の部分のセラミック:あり
発注・問い合わせ先
益子自動車
栃木県 那須塩原市
工場0287ー62ー5038
営業時間 PM1:00〜PM10:00
定休日 水曜日
支払い方法 金融機関振込、店舗カード決済、ヤフーショッピングネット決済、店舗現金決済
ヤフーネットショッピング MT-factoryヤフー店
az1andcara4486@gmail.com
なお阪神硝子工業にダイレクトにお願いしても販売してくれない。他のガラス問屋に頼んでも、益子自動車を経由するようになっている。もちろん、純正品ではないため、マツダ部品に頼んでも出てこない。
ガラス周囲のセラミックはベタ塗りになるが、AZ−1と同世代の車でいうと初代ロードスターがベタ塗り。
最近の軽自動車は恐らく全てがベタ塗りと思われるため、またAZ−1のグラデーションの範囲も狭いため、特に問題は無いものと思われる。