水はどこからやってきたのか
改めて双方のケーブルを比較する。すると、切れた箇所はミッション側にある「差し込み口の付け根」にほぼ相当していることがわかる。
付け根の隙間から水が浸入したのではないか。
対策は、この隙間を止水すること。ケーブルにはゴムのカバーがついているが、これだけでは不十分ということだ。
ここから水が浸入するとして、もう1つの疑問がある。スピードメーターケーブル全体に錆が点在するという事実だ。これはケーブルが「スクリューポンプ」だと見立てると説明可能だ。スクリューポンプとは、ネジ山状の羽根が回転することで水をくみ上げるポンプのことだ。スピードメーターケーブルが回転することで、雨水が吸い上げられケーブル全体に錆が発生すると考えられる。
スピードメーターケーブルが切れる原因の特定はこれでおしまい。上述の隙間を止水して切れないように予防しよう。