アオシマの1/64モデルとの比較

 AZ−1の1/64モデルを最初に発売したのはアオシマである。このモデル、発売された2009年当時としては画期的で、初めて(というか、やっと)AZ−1の縦横高さの感じが実車に近づいたのだった。



 上方向から見ていく。LB40はワイドボディー化されているなどノーマルと大きく異なる部分があるが、ガラスなどはノーマルのAZ−1と同じだ。即ちこの角度からアオシマの1/64と比較すると、ガラスの大きさや位置がノーマルと同じであるかどうかの見当がつく。比較したところ、ほぼ適正な感じになっていることがわかる。



 改めて斜め正面から比較する。LB40の方が、細かい部分がうまく再現できているように見える。2009年から2025年、16年の間にAZ−1への理解が進み、かつモデル製造技術の進歩があったということか。



 最後に質量差を紹介する。LB40はダイカストモデルということもあって、アオシマの2倍以上重い。この重さは、出来の良さの説得力を増す効果があるように感じる。



 本モデルの紹介はこれでおしまい。2009年からさらなる進化を遂げた1/64モデルになっているので、MINI GTにはノーマルのAZ−1も発売してもらいたいと願う次第であった。