ラッピングフィルムで全塗装しているように見えるAZ−1、その1
実は、引き続いてのひろすぃ〜さんネタ。ブルーのラッピングフィルムを全体に貼ったAZ−1だ。ぱっと見、全塗装してあるようにしか見えない。
フィルムは綺麗に貼れているのだろうか。またどうしてもシワになるような曲面の処理はどうなっているのだろうか。確認するとともに同様のフィルム処理を検討している人は、参考にしてみてほしい。
まずヘッドライト周り。何の違和感もなく綺麗に貼られている。
さらに複雑な曲面を持つエアインテーク。こちらも違和感なし。
今度はリア部分を見ていこう。エンジンフードはご覧の通り。エンジンフードにはスリットがあるが、フィルムで覆い隠されていた。
ここで悲劇発生。スリット部分を誰かが指で押して、フィルムが凹んでいる。AZ−1の世界では、勝手に車に触らないことが、暗黙の了解にて徹底されているため、全然関係ない人が触ったのかなあ。
別の旧車の例になるが、暗黙の了解で車に勝手に触ってもいいことになっている車種がある。「赤ちゃんのように何でもかんでも口に物を入れないと気が済まない」みたいな感じで、とにかく人の車に触らないことには気が済まない。「指紋の跡が残るからやめて」と言いたくなるのだが、そんなことはみんな気にしないらしい。こういうのと交わると、常識の違いでトラブルの元となりそうだ。
次頁では、貼るのがさらにやっかいな場所を見ていく。