サイド部分

 サイド部分を見ていく。Cピラーがちょっと寝過ぎか。そのため全長も長く見える。



 フロント横部分。全体的に実車を良く再現していると感じる。ホイールは見ての通り純正ではない。マッチボックス汎用品(?)のためか、15インチにインチアップしたかのような大きさだ。なおホイールは箱絵と一致している。



 中央横部分。ウインドウにはスモークがかかっている。グラスランチャネルは黒く塗られていないが、モデル実物を見る限り違和感はない。サイドマーカーはオレンジに塗られている。



 リア横。



 サイドミラーはドアパネルから生えている。これはやむなし。



 よく見ないとわからないが、クオーターパネルが上側まで車両内側に引っ込んでいる。



 このモデルで特筆すべきは、フェンダーなどとバンパー・サイドシルのの細い隙間が綺麗に再現されている点である。これが綺麗だから、AZ−1的には凄くいいモデルに感じられる。



 実はガンメタ部分はプラスチック、青部分がダイキャストという構成になっている。矢印部分がプラスチックでできている部分。



 こちらは同じくダイキャスト主体で作られたアオシマの1/64モデル。矢印部分がプラスチックで、パンパ−はダイキャストだ。



 そのため、ラジエターグリルの作り込みが全然甘くならざるを得ない。



 AZ−1でいうところのサイドシルより下の部分がプラスチックというマッチボックスは他にもある。見る限り、RV車に多いようだ。マツダ車ではMX-30がそうなっている。ところがここで奇跡が起こる。RV車ではダイキャストとプラスチックの部分のあいそいが悪いため、隙ができてものすごく出来が悪く見える。が、AZ−1の場合、もともと隙があるため、あいそいの精度が悪くても気にならないのだ。またラジエターグリルの格子など複雑な造形がプラスチック部分に集中している点も、他のマッチボックスと比較して出来がよく見える理由だろう。