サイト運営者の近況

ロサンゼルス在住のサイト運営者による、映画の話題を中心とした近況録です。
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2003年5月2日
スパムメールのあまりの量に音をあげて、先日マカフィーのスパムメールフィルターソフトを買ってきました。でも結局は手作業でスパムとそうでないメールを分けなければいけなくて、「何だかな」です。

「ドリーム・キャッチャー」はテレビで「見たことを後悔するものを見せてあげよう」と宣伝しているそうですが、コピーを考えた人の本音が思わず漏れてしまったものと思われます。私もだいぶ時間が過ぎて、ようやく傷口もふさがってきましたが、 あの衝撃は忘れがたいです。(ウィリアム・ゴールドマン脚本、ローレンス・キャスダン監督、スティーブン・キング原作というのにひかれて見に行ってしまったのが、そもそもの間違いでした。)

スピルバーグがアマチュア時代に作った「アンブリン」を ビデオで見ました。一般販売されてないビデオなので、海賊版ですが。 ヒッチハイク中に知り合った男女の学生の道中を笑いや恋を絡めて 描いた青春物で、最後はせつない終わり方でした。 UFOもサメも出てきませんが、じーんと感動しました。 当たり前ですが、やはり才能ある監督ですね、スピルバーグは。

2003年4月12日
近所のヌーアートシアターで「フェデリコ・フェリーニ アイム・ア・ボーン・ライアー」の上映が始まり、夜7時半の回にドナルド・サザーランドが来て、上映後にQ&Aをやってくれた。サザーランドは「カサノバ」に出演した時の思い出を語った。「フェリーニの演出手法に慣れてなかったので、撮影が始まって最初の5週間は大変だった。でも残りの12ヶ月は大変に楽しく過ごしたよ」とのこと。

その前は4時からエジプシャンシアターでフェルムノワール特集でやっていたアルドリッチの「殺しのキス」を見た。ラストで核物質のために爆発する家から、ハマーと女性が無事に脱出する復元版だった。94歳になった脚本家のA・I・ベゼリドスがQ&Aで来たので、ラストの解説が聞けるかと思ったが、ほとんど昔の思い出話に終始して(彼の最初の脚本は映画化されたものの、主演したロナルド・レーガンが気に入らずにオクラになった等)、映画のことは聞けなかった。

朝、ディーラーで自動車の定期点検をやっている間、マリナデルレイのヨットハーバーを散歩。図書館で本のセールをやっており、期待せずに探したら、プレイボーイ出版の「ユーモアと風刺」という本が見つかった。ウディ・アレンのスタンダップコミック「機械との戦い」が全文掲載されており、2ドルで買う。


2002年

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