氏名 森本 優
住所 山梨県甲府市中小河原1-14-43
職業 農業
私は山梨県甲府市で自然・有機農業を30年営んできました。今年55歳で子どもが三人います。
2011年3月11日の大震災直後に発生した福島原発事故により、大量の放射能の塵が東北・関東圏に降り積もり、ここ山梨県にもその影響が現れています。特にキノコ類の山菜に、今でも数十ベクレルものセシウムが検出されています。
チェルノブイリ原発事故後26年目の報告書がウクライナ政府から出されましたが、それによりますと、低線量の内部被爆で多くの国民がガンのみならず様々な病気に罹っているらしいのです。
低線量内部被爆については、全く無視する識者(御用学者)もいるようですが、原発推進のため情報を隠蔽して、私たち日本国民の生命・身体を蔑ろにしているとしか考えられません。
広範囲の山の幸・海の幸が大量の放射能で汚染され、それが今後長年に亘って食べ物等として摂り込まれてゆくことを考えますと、私個人だけでなく、特に子ども達の若い世代にどのような影響がでてくるのか心配でなりません。国民の生命・身体を犠牲にした「国の繁栄」・「経済成長」等々とは一体何なのでしょうか。
今回の事故は明らかに人災であり、日本の山河を滅ぼしたとも言える程の罪深いものです。そのような重大な犯罪に対して、その責任者全てを厳しく追及する義務が、検察庁にはあると考えます。