発射台に取り付け、自転車の空気入れで、40回ほどポンピングする(タンク内は6〜7気圧になっていると思われる)。その後、発射口のチャックを指で下にずらすと、水が噴出しロケットが飛ぶ。
うまくいけば水平到達距離は100m以上になる。
飛ばす際、一番問題となのるは水の量である。多ければ噴出時間が長く持続し、遠くまで飛びそうな気がするが、ロケットの質量が増すので加速されにくい。また水が多ければ、その分、圧縮空気を入れる空間が小さくなるので、圧力の低下が激しく、水を噴出する力が弱くなってしまう。逆に、入れる水が少なすぎると、噴出量が少ないので十分に加速されず飛ばない。
生徒はロケットから水を浴びながらも、何回も繰り返し発射させ、思う通りの飛距離が出たときは非常に満足する。
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