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ここでは、ドラムや太鼓などの打楽器を演奏する二足歩行ロボット、こさん君用の専用台車の制作について紹介します。
台車全体の制作プランは、こさんくん専用カート計画で紹介しています。

 
 
 
ホイールの調達

Nexus robotというところが色々なサイズのメカナムホイールを販売しています。これらはVstoneのロボットショップで購入することができます。私は152mmの径のものを購入しました。ちなみに、メカナムホイールは右用と左用とがありますのでバラで購入するときは注意が必要です。
また、土佐電子でもメカナムホイールを製造・販売しているようです。
 
モーターの調達
ギアードモーターというのを使用する必要があります。タミヤからギア比の異なるモーターが何種類か販売されています。今回は安売りしていたCanon製モーターを使用することにしました。 回転数を知る必要がありますが、貼ってある型番から調べきれませんでした。
 
コントローラの調達
メカナムホイールを使用する場合、4つのタイヤが別々に動かせる仕組が必要です。arduinoにmotor shieldというものを組み合わせて制御システムを作るつもりですが、多くのmotor shieldは2つのモーターを制御するようになっています。

ですが、4つ制御できるものもいくつか販売されています。

今回は、土佐電子のモーターシールドを使用することにしました。bluetoothの機能もついているため、PCのソフトを書くだけで遠隔操作も可能になります。この機能がないと、motor shieldの上にさらにbluetoothシールドとか赤外線シールドを重ねないといけなくなり、とても面倒です。
電源は5V以上「の電源を供給すると、それがモーターに供給されるとともに、5Vに変圧されたものがadruinoに供給されるようになっています。(したがってarudinoに5Vの電源供給を行う必要がありません。)
 
バッテリーの調達
バイクや玩具で使用される12Vのものを購入しました。1日稼働させることを考えて、容量の大きなものにしましたが、重かった。完成版では、もう少し小さいものにしなければならない感じです。
 
ソフトウェア
 
動画

 

 
評価
実際動かして分かったことは2点です。1つは、スピードが速すぎること。ギア比の高いモーターに買い替えないといけないかも。
もう1つは、電池が重すぎること。容量減らして軽くしないと。5mmのアクリル板に乗せてみたら、ちょっとたわみます。
タミアからギア比やトルクが異なるモーターがいくつか販売されています。
3633、380、540の3つのシリーズがあり、基本的な消費電力とトルクが異なります。
私が入手したメカナムホイールでは、540K75という540シリーズのギア比が75のものが一緒に購入されているようです。
計算してみると、1秒間に1メートルちょっとの速度のようで、その次の540K300というギア比が300のものだと30cmちょっとになります。
速く動かしたいときもあるだろうけど、とりあえず、540K300でいいような気がします。悩むなぁ。。。
 
展示
2017年 9月23〜24日 佐木・小佐木フェス(広島県 佐木島・小佐木島)