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ローズピアノ

ローズ・ピアノ(Rhodes Piano)です。
電子を使用するピアノには、ヤマハのクラビノーバのような電子楽器と呼ぶべきものと、ローズピアノやヤマハのCPのような電気楽器と呼ぶべきものの2種類があります。それぞれ、電子ピアノ、電気ピアノということになり、英語だとデジタルピアノ、エレクトリックピアノとして区別できます。電子ピアノは音の生成自体を電気的な回路で行います。電気ピアノは、音の生成は、弦や鉄板の打弦という物理的な仕組みで行い、それをマイクで拾って電気的な信号に変え、アンプ等を通して増幅します。
ローズピアノは、中に金属の金属板(中はみたことがありませんが金属棒という情報も。。。)が入っています。それをたたいて音を出す仕組みで、丸みのある音がします。仕組み上、音としては、
ピアノの音よりも、ビブラフォンの音に近い感じです。
フェンダーのものが有名ですが、日本の楽器メーカーも似たようなものを出していました。(80年代の話です。今も販売されているかは不明。。。)
ヤマハの
デジタルシンセDX-7で似たような音が出せるようになり、その後、サンプリング音の電子ピアノでも同じような音が出せるようになったので需要は減ったのかもしれませんが、やはり独特の丸みのある音は根強い人気なのではないかと思います。
形的には、
アップライトピアノの上の部分を横向き(水平方向)にしたような感じです。
ヤマハ CP
ローズピアノは金属板をたたいて音を出す仕組みで、生ピアノとはかなり異なる仕組みですが、ヤマハのCPは、中に弦が入っていて、それを打弦したものをマイク(といってもボーカル用のものとはかなり異なる)で拾う仕組みです。仕組み的に生のピアノと同じですから音も生のピアノの音に近いと思います。おそらく、生ピアノよりはかなり細い弦が使用されているのだと思います。このあたりは、生ギターとエレキギターの違いと同じですね。そのため、アンプを通さずに演奏すると、かなり音が小さいです。
形的には、
グランドピアノ を二まわりくらい小さくしたような感じです。
 

 

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