クラシック音楽で使用される代表的な楽器と言えば、バイオリンです。弦は4本で、左側に写っている弓で弾きます。
弦には、もともとガット(羊の腸)が使用されていましたが、現在では金属弦やナイロン弦も使用されるようになっています。蜘蛛の糸を集めてバイオリンの絃を作った人もいるそうです。
弓には鯨の髭が使用されているという話です。(本当でしょうか?)
バイオリンはギターと違い、弦を区切るためのフレットが無いため、正しい音の高さで演奏するには、演奏者にそれなりの音感が必要とされます。
バイオリンの4つある弦の並びがマンドリン
と同じため、バイオリンが演奏できる人は、ある程度の練習でマンドリンも演奏できるようになるそうです。
夜間に練習するためのサイレント・バイオリンなんていう楽器もあります。
オーケストラの構成では、バイオリンは、ビオラやチェロなど、他の弦楽器とまとめて「ストリングス」とか「ストリングセクション」とかの名称で呼ばれます。 |